「本当に驚いたよ」元英代表リンガードを仰天させた韓国文化は? 食事も刺激的「明らかに違う。生きたタコも試した」

2025年12月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

新天地候補は「ヨーロッパ、サウジ、UAE…」

FCソウルでプレーしたリンガード(中央手前の10番)。今季は公式戦41試合13ゴールをマークした。(C)Getty Images

 元イングランド代表のジェシー・リンガードが、英紙『The Guardian』のインタビューに対応。韓国での生活を振り返った。

 現在33歳のリンガードは、マンチェスター・ユナイテッドをはじとめした母国クラブでのプレーを経て、2024年にFCソウルに加入。今季は公式戦41試合に出場し、13ゴールをマークした。

 慣れない異国での日々は刺激的で、チャレンジングだったようだ。

「食事は明らかに違う。生きたタコも試したよ。動いていた。最初は怖かったけど、大丈夫だった」

 負けが込んだ際のサポーターの行動も強烈だった。

「彼らはスタジアムの外で待ち伏せし、バスを1時間も囲み込んで、監督を話し合いに来させたんだ。クレイジーだったよ。ソウルは国内最大のクラブだからね。僕はいつもユナイテッドと比較する。勝利への期待が常に存在する」
 
 また、「ほとんどの選手が流暢な英語を話せる」なか、自身の韓国語はまずまずで、夕食に出かけた際に意思疎通できる程度には上達したというリンガードは、食事の場での印象的なエピソードを披露。「特に覚えているのは加入直後、若手選手数人と食事に行った時のことだ」と切り出し、先輩を立てる文化を紹介した。

「彼らの文化では、最年長者が食べ始めるのを待つんだ。だから僕の料理が来ていないと、自分たちの料理が来ていても彼らは食べようとしない。僕は『食べて。僕の分はまだ来てないから』と言った。すると彼らは『いや、それはできない』と言うんだ。僕が自分の料理を触らずに置いておいても、彼らは自分の料理に手をつけない。本当に驚いたよ」

 発見に満ちた韓国での冒険を終え、この先どこに向かうのか。「オープンな姿勢」で構える元マンU戦士であり、ロシアW杯戦士は「ヨーロッパ、サウジ、UAE...」と新天地候補を挙げた。新たなチャレンジに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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