「必要としていない」日本人エースが欧州名門に電撃復帰の可能性→地元メディアはまさかの“不要論”「台無しにしてしまうかもしれない」

2025年12月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼は調子を落としている」

バーミングハムではリーグ戦でまだゴールがない古橋。(C)Getty Images

 かつての輝きが取り戻されるなら、双方にとって利があるかもしれない。だが、復縁が期待どおりの結果をもたらさないこともある。これまでの歴史でもそういうケースはあった。

 セルティックと古橋亨梧は再タッグを組むべきなのか。1月の再獲得にクラブが関心を寄せているとの報道が浮上したことで、このテーマをめぐって議論は尽きないはずだ。

 古橋はセルティックを去ってから、レンヌやバーミンガムで苦しんでいる。一方、セルティックも今季は苦戦中だ。昨季後半戦は前田大然が得点を量産したこともあり、連覇を達成したものの、今季は成績不振にあえぎ、監督交代が続いている。

 周知のとおり、加入してから退団するまで、古橋とセルティックは蜜月関係にあった。その両者が現在難しい時期にあるなら、再び手をとりあう可能性が騒がれるのも不思議ではない。

 しかし、専門サイト『67 HAIL HAIL』は12月21日、「紙の上ではよく聞こえるが、今のクラブや選手が必要としている移籍ではない」と報じている。

「確かにキョウゴにはスコットランドでの経験があるかもしれない。だが、彼は調子を落としているのだ。30歳になっており、おそらくサラリーも高い。クラブが必要としている長期的な契約にはならないだろう」
 
 さらに、同メディアは「復帰はこれまでの彼のレガシーを台無しにしてしまうかもしれない」と、前回在籍時に古橋がセルティックで築いた価値が損なわれる恐れもあると指摘した。

「我々はニール・レノンのような監督たちでそれを経験してきた。キョウゴが2度目の在籍で失敗しても同じようになるだろう。セルティックが必要としているのは、長年にわたってけん引していける選手や、しばらくここにいてその後の売却で利益となる選手だ」

 後ろ髪を引かれつつも、ともに前を向くべきなのか。それとも、再び一緒になって復活を目指すべきなのか。移籍実現の可能性とともに注目されるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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