「いろいろなことを手探りしながら、なんとかやっています」
年内最終戦となったハンブルガーSV戦にフル出場した堂安。(C)Getty Images
日本代表MFの堂安律が所属するフランクフルトはブンデスリーガ15節で昇格組のハンブルガーSVとのアウェー戦に臨み、1-1で引き分けた。7勝4分4敗の7位でウインターブレイクに入る。
順位以上に苦しんだというべきか、苦しんだ中でこの順位に食い込んだというべきか。
国内リーグとチャンピオンズリーグ(CL)の過密日程におけるやりくりで、チーム作りを進めるのは簡単ではない。特にエースFWヨナタン・ブルカルトが11月下旬のCLアタランタ戦でふくらはぎを負傷して離脱したのは痛かった。
さらに新加入FWエリ・ワイが絶不調で、ベテランFWミシー・バチュアイも負傷と、CFがいない"緊急事態"に陥った。
ここ数試合はウイングが本職のアンスガー・クナウフがCFの位置で出場。堂安にしてもワイドアタッカーというよりは、2シャドーの一枚や状況や試合展開によってはクナウフとの2トップのような立ち位置でプレーを余儀なくされることもある。
苦しい台所事情で致し方ない点も多いなか、手探りな状況での試合が続いている。その点は堂安も「うん、本当にその通りです」と認める。
「いろいろなことを手探りしながら、なんとかやっています。チームがいい状況じゃないのは間違いない。その中でも監督と選手でコミュニケーションを取りながら、やれることをやるというのを意識しています」
順位以上に苦しんだというべきか、苦しんだ中でこの順位に食い込んだというべきか。
国内リーグとチャンピオンズリーグ(CL)の過密日程におけるやりくりで、チーム作りを進めるのは簡単ではない。特にエースFWヨナタン・ブルカルトが11月下旬のCLアタランタ戦でふくらはぎを負傷して離脱したのは痛かった。
さらに新加入FWエリ・ワイが絶不調で、ベテランFWミシー・バチュアイも負傷と、CFがいない"緊急事態"に陥った。
ここ数試合はウイングが本職のアンスガー・クナウフがCFの位置で出場。堂安にしてもワイドアタッカーというよりは、2シャドーの一枚や状況や試合展開によってはクナウフとの2トップのような立ち位置でプレーを余儀なくされることもある。
苦しい台所事情で致し方ない点も多いなか、手探りな状況での試合が続いている。その点は堂安も「うん、本当にその通りです」と認める。
「いろいろなことを手探りしながら、なんとかやっています。チームがいい状況じゃないのは間違いない。その中でも監督と選手でコミュニケーションを取りながら、やれることをやるというのを意識しています」
チームとしての機能性を高められずに苦しみながらも、2節のホッフェンハイム戦、10節のマインツ戦、そして14節のアウクスブルク戦は、堂安がこじ開けて決めた得点で勝った試合だ。チームに対する貢献、手応えについては、次のように話している。
「必死にこの半年やっていたので。本当にすぐ時間が経ちました。やれることはやったかなと思います」
2025年は、夏にフライブルクからフランクフルトへ移籍し、ヨーロッパリーグからCL、そして代表戦とフル稼働。年内最終戦となったハンブルガーSV戦でも、フル出場し、ピッチを走り回った。試合終了後には思わず膝に手をついて、疲れを感じさせるしぐさを見せたほどだ。
「冬にまたケガ人も戻ってきたりとか、補強があったりだとか、いろんなこと動くと思うので、それに期待して休みたいと思います」
試合後にはそうコメントを残していた。
実際、「フランクフルトは攻撃陣補強に動いている」という地元紙からのニュースが続いている。2026年はよりバージョンアップしたフランクフルトと、そこで躍動する堂安の姿を楽しみにしたい。
取材・文●中野吉之伴
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「必死にこの半年やっていたので。本当にすぐ時間が経ちました。やれることはやったかなと思います」
2025年は、夏にフライブルクからフランクフルトへ移籍し、ヨーロッパリーグからCL、そして代表戦とフル稼働。年内最終戦となったハンブルガーSV戦でも、フル出場し、ピッチを走り回った。試合終了後には思わず膝に手をついて、疲れを感じさせるしぐさを見せたほどだ。
「冬にまたケガ人も戻ってきたりとか、補強があったりだとか、いろんなこと動くと思うので、それに期待して休みたいと思います」
試合後にはそうコメントを残していた。
実際、「フランクフルトは攻撃陣補強に動いている」という地元紙からのニュースが続いている。2026年はよりバージョンアップしたフランクフルトと、そこで躍動する堂安の姿を楽しみにしたい。
取材・文●中野吉之伴
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