「一筋の光が差し込んだ」泥沼の4連敗スタートも…ついに新体制初勝利を掴んだ名門を英メディアが高く評価「輝きを放っていた」

2025年12月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

首位のハーツと勝点6差に

ナンシー政権下で待望の初白星を挙げたセルティック。(C)Getty Images

 前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人4選手を擁するスコットランドの名門セルティックは、新監督を招聘してから泥沼の状態だった。

 10月に成績不振によってブレンダン・ロジャーズ監督が電撃辞任した後、チームはマーティン・オニール暫定監督のもとで復調したかに見えた。しかし、新指揮官のウィルフリード・ナンシーが就任すると、公式戦4連敗を喫した。

 まさに大不振だったが、新体制5試合目でついに初白星を掴む。現地時間12月21日に開催されたスコットランドリーグ第18節で、アバディーンを3-1で撃破。久しぶりに勝点3を手にしたのだ。

 英公共放送『BBC』は「嵐はまだ終わらないが、セルティックのナンシーに一筋の光が差し込んだ」と見出しを打った記事を掲載。「フランス人監督は、スコットランドリーグ、リーグカップ、ヨーロッパリーグでの悲惨な4連敗の後、5度目の挑戦で初勝利を飾った」とし、次のように振り返っている。
 
「この勝利により、チームは1試合少ないながらも首位のハーツとの勝点差を6に縮めた。セルティック・パークでのアバディーン戦でチームがいかに圧倒的だったかを考えると、彼がこれまで成し遂げたなかで最もふさわしい勝ち星だったと言えるだろう。

 後半の20分間、セルティックは輝きを放っていた。それはまるで、ブレンダン・ロジャーズ、アンジェ・ポステコグルー、あるいはマーティン・オニール政権下の古き良き時代への回帰のようであった」

 かつての強さを取り戻すことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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