「ヨーロッパの国の方がやりやすい」代表復帰を目指す冨安健洋、北中米W杯の組分けに言及 「間違いなく強い」と評した国は…

2025年12月21日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

16日にオランダの強豪アヤックスと契約

空港内で取材に応じた冨安。(C)SOCCER DIGEST

 12月16日にオランダの強豪アヤックスと契約を結んだ冨安健洋が21日、日本に帰国し、囲み取材に対応。北中米ワールドカップの組分けに言及した。

 ポット2の日本はグループFに入り、オランダ、チュニジア、欧州プレーオフB(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)の勝者と同組になった。

 その対戦相手について、冨安はこう印象を語った。

「前回(大会)もそうでしたけど、個人的にはヨーロッパの国とやる方がやりやすいというか、読める部分が多いので。そういった意味では、いいグループという言い方はしないですけど(悪くはない)」

 総じて、正統派の欧州勢の方が、何をやって来るかわかない南米勢やアフリカ勢に比べて、与しやすいと考えているようだ
 
 27歳のDFはさらに、「どこに来ても簡単じゃないですし、ワールドカップという大会である以上、何が起きてもおかしくないので」と続け、「森保(一監督)さんが優勝を(目標に)掲げていますし、僕もワールドカップの舞台に立って、その優勝に貢献できるようにしたいと思います」と代表復帰を誓った。

 また、オランダでプレーすることが決まったなか、オランダ代表についてはこう評した。

「間違いなく力のある国だなっていう印象で、プレミア(リーグ)でやっている選手も多いですし。間違いなく強い国だと思います」

 まずは、アヤックスで実戦復帰を果たし、コンディションを上げて、24年6月から遠ざかっている日本代表にカムバックできるか。ワールドカップで勝ち上がるためには、この男の力が必ず必要だ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

【動画】アヤックスと契約した冨安が板倉と再会した激アツシーン

【記事】なぜ名門アヤックスは14か月間プレーしていない冨安健洋を獲得したのか。クラブ幹部が明かした思惑「彼の故障歴は重要事項だったが…」
 

次ページ【動画】アヤックスと契約した冨安が板倉と再会した激アツシーン

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事