「屈辱的だ」「中国は存在感を示している」韓国人審判のW杯派遣ならず!韓メディアは厳しい現実に落胆「国際舞台では相手にされず居場所もない」

2025年12月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

2002年大会を最後に主審はゼロ

W杯審判セミナーの予備リストに含まれていたキム・ジョンヒョク主審。(C)Getty Images

 韓国人審判たちにとって、冬の時代が続いている。北中米ワールドカップ(W杯)に参加する可能性が事実上消滅し、同国メディア『スターニュース』から痛烈に批判されている。

 同メディアによると、来年2月に予定される北中米W杯の審判セミナーの最終候補リストに、「韓国人審判がただの一人も名を連ねることができなかった」という。予備リストに含まれていた唯一の韓国人審判、キム・ジンヒョク氏は脱落となった。
 
 2010年南アフリカ大会のチョン・ヘサン氏(副審)を最後に、4大会連続でW杯審判を輩出できなくなった事実を受け、同メディアは「主審に至っては02年の日韓大会が最後だ」と落胆。「他国と比較すると、韓国人審判の国際的な地位の低さはより屈辱的だ」とし、「W杯本大会への出場すら叶わない中国の馬寧が、国際審判として存在感を示している」と嘆いた。
 
 失望は相当に大きいようだ。その比較対象をアジアの外まで広げ、「2月の審判セミナーに参加するアフリカ勢の中には、ソマリアやモーリタニア国籍の審判まで含まれている」と指摘。「韓国人審判は誰一人としてその舞台に立てないのが現実」と憂いている。

 国際舞台で高く評価される審判が出現しない理由については、コミュニケーション不足、権威主義、誤審を巡る議論の多さなどを挙げ、最後は次のような一文で締め括った。

「国内では強硬な姿勢を崩さない一方で、国際舞台では相手にされず居場所もない。韓国人審判が直面している屈辱的な状況は、惨めというほかはない」

 なお、2025Jリーグアウォーズで最優秀主審賞を受賞した荒木友輔氏が、審判セミナーの最終候補リストに含まれていることも併せて報じている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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