ボールにデザインされた翼くんは高橋先生の描き下ろし
Jリーグは新公式球を発表した。写真は右から高橋先生、野々村チェアマン、倉林代表。写真:滝川敏之
Jリーグは12月16日、2026年の新シーズン「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」での使用球を発表した。
新たにJリーグのオフィシャルボールパートナーとなったのは、日本発のスポーツブランド「SFIDA」。大会の公式球には同社製品のなかで、キャプテン翼とコラボレーションした「TSUBASA J PRO」が使用される。
「SFIDA」などの運営会社、株式会社イミオの倉林啓士郎代表取締役は、Jリーグの公式球に採用され、「大変光栄なこと。翼君が印刷されている、美しいボールが誕生した」と紹介。
12枚の細長い楕円形を組み合わせたボールは、特殊なサーマルボンディング方式(パネルを熱と圧力で接合する方式)で成形され、安定した飛行軌道を実現。そこに、「キャプテン翼」の原作者、高橋陽一先生による描き下ろしの「大空翼」が描かれている。
デザインコンセプトは、キャプテン翼の象徴であるドライブシュートの軌道をイメージし、国境を越えて重なり合う、多様な想いが大空に羽ばたくようにとの願いが込められた。
日本から世界への架け橋をコンセプトに、鮮やかな発色や、描き下ろしの繊細なペンのタッチを表現した独自のプリント技術には苦労も多かったという。
新たにJリーグのオフィシャルボールパートナーとなったのは、日本発のスポーツブランド「SFIDA」。大会の公式球には同社製品のなかで、キャプテン翼とコラボレーションした「TSUBASA J PRO」が使用される。
「SFIDA」などの運営会社、株式会社イミオの倉林啓士郎代表取締役は、Jリーグの公式球に採用され、「大変光栄なこと。翼君が印刷されている、美しいボールが誕生した」と紹介。
12枚の細長い楕円形を組み合わせたボールは、特殊なサーマルボンディング方式(パネルを熱と圧力で接合する方式)で成形され、安定した飛行軌道を実現。そこに、「キャプテン翼」の原作者、高橋陽一先生による描き下ろしの「大空翼」が描かれている。
デザインコンセプトは、キャプテン翼の象徴であるドライブシュートの軌道をイメージし、国境を越えて重なり合う、多様な想いが大空に羽ばたくようにとの願いが込められた。
日本から世界への架け橋をコンセプトに、鮮やかな発色や、描き下ろしの繊細なペンのタッチを表現した独自のプリント技術には苦労も多かったという。
また、発表会に登場したJリーグの野々村芳和チェアマンは、「少し柔らかさを感じる」と自身の好みの蹴り心地だとボールの感想を語った。続けて、「SFIDA」のボールは2025年のE-1での使用実績もあり、当時の代表選手からの感想をフィードバックして作られていると明かした。
新シーズンの百年構想リーグでは、90分の戦いで決着がつかない場合は、延長戦なしのPK戦で勝敗が争われる。今季以上にボールが注目されるシーンが増えるかもしれない。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
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