「オリジナル10が大転換期に顔を揃えることができて何より」千葉が17年ぶり昇格でJ1に集結!リーグ創設の大功労者が噛みしめる

2025年12月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「徳島が圧倒的に優勢だっただけにハラハラドキドキの連続」

千葉が昇格プレーオフを制し、J1昇格を勝ち取った。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 12月13日に開催されたJ1昇格プレーオフ決勝で、レギュラーシーズン3位のジェフユナイテッド千葉と4位の徳島ヴォルティスが激突。ホームの前者が1-0で激戦を制し、17年ぶりのJ1復帰を決めた。

 互いにビッグチャンスを作るも仕留められずにいたなか、69分にカルリーニョス・ジュニオが決勝点を奪い、フクダ電子アリーナに駆け付けたホームサポーターを大熱狂させた。

 この結果、21年ぶりに「オリジナル10」の現存9クラブがJ1に集結することとなった。

「オリジナル10」とは、1992年のJリーグ発足時に加盟した10クラブで、鹿島アントラーズ、ジェフユナイテッド市原、浦和レッドダイヤモンズ、ヴェルディ川崎、横浜マリノス、横浜フリューゲルス、清水エスパルス、名古屋グランパスエイト、ガンバ大阪、サンフレッチェ広島(全て当時の名称)を指す。そのうち、横浜フリューゲルスが経営難から1998年末に横浜マリノスに吸収合併され、1999年に消滅した。
 
 Jリーグの初代チェアマンで、リーグ創設の立役者である川淵三郎氏からすれば、非常に感慨深いものがある。同氏はXを更新し、次のようなメッセージを発信した。

「ジェフユナイテッド千葉!17年振りのJ1復帰誠におめでとうございます。徳島が圧倒的に優勢だっただけにハラハラドキドキの連続でした。17年振りにオリジナル10がリーグの大転換期に顔を揃えることができて何よりでした。一万8000人ものサポーターの皆さん。力強いご声援誠に有難うございました」

 Jリーグが春秋制から秋春制へ移行するため、2026年は半年の短縮シーズンで行なわれる。「大転換期」に勢揃いするのは、不思議な縁だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】日向坂や乃木坂の人気メンバー、ゆうちゃみ、加護亜依ら豪華タレント陣が来場、Jリーグのスタジアムに華を添えるゲストを特集

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事