「日本やメキシコよりも強い」「誰が予想したか」韓国代表への高評価に韓メディアは意気揚々!大エースは“出場選手トップ100”ランキングでアジア最上位「三笘や久保との差は比較にならないほど大きい」【北中米W杯】

2025年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「FIFAランキング22位を大きく上回った」

韓国の命運を握るのは、やはり主将のソン・フンミン(右端)だ。(C)Getty Images

 12月5日、ワシントンD.C.で開催された北中米ワールドカップの組分け抽選会で、韓国代表はグループAに入り、共催国のメキシコ、南アフリカ、欧州プレーオフD(デンマーク、北マケドニア、チェコ、アイルランド)の勝者と同組となった。

 その韓国代表の評価が予想以上に高い。米英を拠点とする大手メディア『The Athletic』が発表した64か国(ワールドカップ出場が決定している42か国と、プレーオフ組22か国)のパワーランキングでは日本の20位を上回る17位だった。FIFAランキングでは、日本の18位に対し、韓国は22位なのにもかかわらずだ。

 さらに、同メディアが掲載したワールドカップ出場選手のトップ100ランキングでは、同国の大エースであるソン・フンミンが37位に入った。

 これを受けて、韓国のメディア『OSEN』は「韓国がここまで上位にランクインすると誰が予想しただろうか? ソン・フンミンの37位に続き、ホン・ミョンボ監督のチームは17位!日本やメキシコよりも強い」と題した記事を掲載。「ソン・フンミンが再び世界の注目を集め、アジアトップクラスの選手としての地位を固めた」と報じた。
 
「37位のソン・フンミンはアジア人選手の中で最高位だ。イランのメフディ・タレミ(51位)、ウズベキスタンのDF、アブディコディル・クサノフ(86位)、日本の三笘薫(98位)、久保建英(100位)がこれに続くが、彼らとの差は比較にならないほど大きい」

「The Athleticは、『ロサンゼルスFC移籍後のソン・フンミンのMLSでの復活は目覚ましいものがある。トッテナムでのキャリア終盤には勢いを失ったように見えたが、今やピーク時のパフォーマンスの兆しを見せている』と評した」

 同メディアは「The Athleticはまた、64か国のパワーランキングも発表した。韓国は17位にランクインし、FIFAランキング22位を大きく上回った。これは文字通り"実力以上"を意味する」と続けた。

「興味深いことに、The Athleticによると、韓国は日本(20位)、メキシコ(21位)、イタリア(22位)、スイス(23位)、アメリカ(25位)、デンマーク(29位)、イラン(30位)よりも上位にランクインしている」
 

次ページ「韓国はアジアを超えてさらに高いレベルに昇華する可能性を秘めている」

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事