「不当に扱われている」公式戦の出場はわずか242分間…遠藤航の起用法に地元メディアが苦言「出場機会がないのは不運」「失点をしているのに…」

2025年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「実際よりもっと彼が出場していてもおかしくない」

直近のリーズ戦で、プレミアリーグでは約2か月ぶりの出場を果たした遠藤。(C)Getty Images

 リバプールはベンチスタートの連続にモハメド・サラーが怒りを表したことが騒がれた。

 すでにクラブのレジェンド級となったエジプトの王が、アルネ・スロット監督の扱いに不満を露にしたことは、今後のマネジメントへの影響を含めて大きく注目されている。

 ただ、スロットの起用法にフラストレーションを感じているかもしれない選手は、サラーだけではないだろう。『GiveMeSport』は12月7日、スロットから「不当に扱われている」リバプールの5選手を取り上げた。

 同メディアが選んだのは、アンドリュー・ロバートソン、ジャレル・クアンサー、遠藤航、フェデリコ・キエーザ、ハービー・エリオットの5選手だ。

 遠藤について、GiveMeSportは「キエーザ同様、ワタル・エンドウもリバプールのアンサングヒーローだと言えるだろう」と報じている。

「ユルゲン・クロップが去ってから忘れられているが、もっと出場機会がないのは不運だ。2023年夏にシュツットガルトから加入して以降、エンドウはクロップのラストシーズンでエンジンルームのボスとして信頼されてきた。だが、スロット就任以降、彼の運は一変している」

「8月に開幕してから、公式戦で出場はわずか242分間。中盤でエネルギッシュな32歳から、スロットのチームが恩恵を受けられたはずだと言っても、不当ではないだろう。現在のリバプールは(珍しく)警鐘が鳴らされるほどの失点をしており、本職の守備的MFがいないだけに、実際よりもっと彼が出場していてもおかしくない」
 
 9位と苦戦している昨季王者は、スロットの采配が議論を呼んでいる。9日のチャンピオンズ・リーグのインテル戦、そしてプレミアリーグ次節のブライトン戦で、何か変更はあるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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