「期待以上の力を発揮してくれた」2か月ぶりPL出場の遠藤航にリバプール指揮官が賛辞!出番なしに激怒した大エースを起用しなかった理由を説明「ワタのような違う選手が…」

2025年12月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

田中に劇的な同点ゴールを許す

83分から投入された遠藤。(C)Getty Images

 遠藤航が所属するリバプールは現地12月6日に開催されたプレミアリーグの第15節で、田中碧を擁するリーズと対戦。3-2とリードして迎えた83分から遠藤を投入したものの、後半アディショナルタイム6分に同じく途中出場の田中に同点ゴールを決められ、3-3のドローに終わった。

 この一戦で、出番なしに終わった大エースのモハメド・サラーが試合後、「信じられない」「90分間もベンチに座っていたことに、とても失望している」「何度も『監督とは良好な関係だ』と話してきたが、突然、関係がなくなった」とぶちまけ、アルネ・スロット監督を痛烈に批判した。

 リバプールの専門サイト『THIS IS ANFIELD』によれば、当のアルネ・スロット監督は、サラーを起用しなかった理由について、遠藤の名前を出して、こう説明した。

「我々は2-0でリードしていたが、その後に3-2になった。あの瞬間、試合をコントロールすることが重要だったと思う。そして、あの瞬間、ゴールは必要なかった、通常、サンダーランド戦のようにゴールが必要なときは、モハメドを投入する。今日は、ワタ(遠藤)のような違う選手が必要だと感じた」
 
 オランダ人指揮官は「勝利を収める必要がある時に、彼(遠藤)を何度も投入してきた。そして彼は、私が期待していた以上の力を発揮してくれたと思う。3-3の失点にも関与していなかった」と続き、プレミアリーグでは約2か月ぶりの出場となった日本代表MFに賛辞を贈った。

 とはいえ、エースは納得しないだろう。サラーと指揮官との間に生じた亀裂は、修復できるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】田中碧が王者リバプールが決めた劇的な同点弾

【記事】「本当に楽な組だ」「日本のグループよりよかった」韓国代表の組分けに韓国のファンは歓喜!「イタリアを避けた!」【北中米W杯】
 

次ページ【動画】田中碧が王者リバプールが決めた劇的な同点弾

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事