「舐めんなよ」挑戦状のような“不死鳥宣言”。39歳ベテランが示す揺るぎない覚悟「来年40歳になる僕を見ろと」

2025年12月08日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

不思議な力が宿る言葉

長友の目に宿る揺るぎない覚悟とは? (C)SOCCER DIGEST

「E−1選手権以降はコンディションも上がって、自分で言うのもなんですが、Jリーグのサイドバックでトップクラスのパフォーマンスを出せた」

 アルビレックス新潟とのJ1最終節(12月6日/スコアは1−1)を終えたあと、FC東京の長友佑都(39歳)はこう振り返った。ただ、満足しているわけではない。

「自分が目指しているのはもっと上のところにあるので。誰からもJリーグでナンバー1のサイドバックは長友と言われるくらい、来季は活躍したいです」

 このコメントから伝わってくるのは、揺るぎない覚悟だ。
 
「年齢について世代交代とか色々と言われますが、舐めんなよ、と。来年40歳になる僕を見ろと」

 ある意味、挑戦状のような"不死鳥宣言"だ。これまでクラブや日本代表で積み上げてきた実績がそう言わせるのだろう。

「年齢を重ねるごとに自分のことを誇りに思ってきました。でも、全然満足していないので、ここからの半年間、もっと上げますよ」

 来年開催の北中米ワールドカップについても、ベテランの長友は言い切る。

「メンバーに入っていきます。食い込んでいくので」

 この言葉には不思議な力が宿っていた。
 
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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