「北欧の選手たちにとって最大の敵は…」“怪物”ハーランドを擁する「ダークホース筆頭」ノルウェーに懸念の声も【北中米W杯】

2025年12月06日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

フランスと同居して“死の組”に

ノルウェーは本大会で躍進を遂げられるか。(C)Getty Images

 来年6月開催の北中米ワールドカップで注目されている国のひとつが、ノルウェー。"怪物"アーリング・ハーランド、アレクサンデル・スルロット、アントニオ・ヌサ、オスカー・ボブ、マーティン・ウーデゴーら優秀なタレントを擁し、欧州予選では8戦全勝、37得点・5失点と圧倒的な強さを見せつけた"北欧の雄"だ。

 SNS上では「ダークホース筆頭」「優勝候補」との声がある一方、次のような懸念も囁かれている。

「北欧の選手たちにとって最大の敵は気候になるのでは?」
「真夏の北中米で好調をキープできるか」
「今回のワールドカップは夏場のメキシコ開催が含まれるので北欧勢にはかなり堪えるのでは?」
 
 今回のワールドカップでは、実力だけではなく酷暑、移動距離、開催地の環境といった要素も勝敗を左右しうる。戦力的にはトップクラスのノルウェーであっても、欧州予選と同じ快進撃をそのまま持ち込める保証はない。

 もっとも、ノルウェーが入ったのは"死の組"と評されるグループI。フランス、セネガル、大陸間プレーオフ枠(ボリビア、スリナム、イラクの勝者)と対戦するが、移動面では比較的恵まれている。

 ノルウェーが戦うグループステージの会場はボストンとニューヨークのみ。過酷な移動が続く他グループとは異なり、コンディション面でのアドバンテージは小さくない。

 とはいえ、28年ぶりのW杯出場であるノルウェーが欧州予選で見せた圧倒的強さを本大会で再現できるかは未知数だ。躍進を遂げるのか、それとも──。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部
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