【岩本輝雄】紙一重の勝負で、また勝てなかった。横浜FCがそのちょっとの差をどう埋めて次のステージに進むか。それは楽しみでもあるよ

2025年11月30日 岩本輝雄

J1のレベルに及ばないとは思わない

好機に絡んだソロモン。決め切りたかったね。写真:福冨倖希

[J1第37節]横浜FC 0-1 京都/11月30日/ニッパツ三ツ沢球技場

 横浜FCのホーム最終戦。シーズンシートを持っている僕はもちろん、三ッ沢に足を運んだ。相手は京都。結果は0-1で負け。惜しい試合だった。

 23分に、自陣でボールを奪われた流れから、京都のラファエル・エリアスに決められた。チャンスを確実に仕留めてくるのは、さすがだよね。

 もっとも、横浜FCにチャンスがなかったわけではない。特に前半は優勢だったし、点が入ってもおかしくない場面はいくつかあった。

 でも、いずれも決め切れなかった。1つでもモノにしていれば、勢いも出て、結果は分からなかったはず。繰り返すけど、本当に惜しかった。

 優勝争いに絡んでいた京都と互角の勝負。でも勝点は取れなかった。今季の横浜FCは、そういうゲームが少なくなかったように思う。紙一重の勝負で、悔しい思いをしてきた。

 そのちょっとの差をどう埋めるか。いかに勝負強さを示すか。J1の舞台では、そこが難しいんだろうね。横浜FCのサッカーが、J1のレベルに及ばないとは思わない。ただ、他のチームも同じように力をつけている。ギリギリのところで、競り勝てない。京都戦でも、残念ながらそれは変わらなかった。
 
 簡単には解決できない課題なんだろうけど、そこにどう向き合っていくか。昇格と降格を繰り返す、いわゆる"エレベータークラブ"が、どうやって次のステージに進めるか。その意味では、今後の横浜FCの成長は1つ楽しみでもある。

 何よりも、僕は三ッ沢がお気に入りだからね(笑)。ピッチが近くて、臨場感は十分。今季もいろんなチームを見れたし、勉強にもなった。大好きなスタジアムにも、改めてありがとうと伝えたい。

【著者プロフィール】
岩本輝雄(いわもと・てるお)/1972年5月2日、53歳。神奈川県横浜市出身。現役時代はフジタ/平塚、京都、川崎、V川崎、仙台、名古屋でプレー。仙台時代に決めた"40メートルFK弾"は今も語り草に。元日本代表10番。引退後は解説者や指導者として活躍。「フットボールトラベラー」の肩書で、欧州CLから地元の高校サッカーまで、ジャンル・カテゴリーを問わずフットボールを研究する日々を過ごす。23年に『左利きの会』を発足。

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