味方殴打で早々に退場者を出したエバートンに敗れる…マンU指揮官が伝えた理想に程遠い厳しい現実「負けるのは当然だ」

2025年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「この件については何度も話し合っている」

勝つべき試合を落とし、厳しい表情を見せるアモリム監督ら。(C)Getty Images

 現地11月24日に開催されたプレミアリーグ第12節で、マンチェスター・ユナイテッドがエバートンとホームで対戦。0-1で敗れ、3連勝後に3戦未勝利となった。

 13分に相手MFイドリサ・ゲイエがチームメイトを殴り、一発退場。思わぬ形で数的有利になったものの、29分に先制点を許すと、その1点を最後まで返せず。支配率は70%、シュート数はエバートンの3本に対し、25本に達しながら、痛恨の黒星を喫した。

 クラブ公式サイトによれば、昨季の途中からユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督は、試合後の会見で感想を求められ、心境をこう明かした。

「フラストレーションと、自分たちのプレー内容への失望だ。相手は最初から上回っていたし、10人になっても70分間素晴らしい守備を見せた。我々が負けるのは当然だ。私たちのプレーは良くなかったし、必要な強度も欠いていた。それだけだ」
 
 さらに「なぜ強度が伴わなかった?選手たちは何を怠った?」という問いに対しては、「この件については何度も話し合っている。今のチーム状態を理解している」と伝えた上で、厳しい現実を語った。

「我々はリーグのベストポジションを争うためにいるべき場所には程遠い。課題は山積みだ。勝利には完璧なプレーが求められるが、今日は完璧ではなかった」

 昨季は衝撃の15位でフィニッシュ。今季は現在10位に甘んじている。イングランド屈指の名門は目ざす場所、いるべき場所に近付けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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