「クボが追い抜かれた」まさか!久保建英が控えに降格の危機…ライバルのポルトガル人FWの活躍で「重要性を失った」「交代選手に甘んじている」

2025年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クボなしでも調子を上げている」

ポジション争いで後塵を拝していると報じられた久保。(C)Getty Images

 レアル・ソシエダの久保建英が、バックアッパー降格の危機に陥っている。

 周知の通り、9月のメキシコ戦で左足の足首を負傷して以降、日本代表MFは途中出場や欠場が続き、満足なプレーができなかった。その間に、台頭した新戦力のゴンサロ・ゲデスによって、右ウイングのポジションが脅かされているのだ。

 3-1で勝利した直近のオサスナでも、日本代表帰りということもあってベンチスタートとなった久保は、このポルトガル人アタッカーが勝ち越しゴールを決めた直後の60分からの出場となった。

 スペインメディア『ESTADIO DEPORTIVO』は「クボなしでも調子を上げているレアル・ソシエダのセルヒオ・フランシスコ監督はゲデスの獲得に納得したようだ」と見出しを打ち、次のように伝えた。

「クボ不在の中、レアル・ソシエダは好調を維持している。ゲデスの賭けは、セルヒオ・フランシスコ監督を納得させた。ゲデスはオサスナ戦で先発出場し、再びゴールを決めた。クボはフランシスコ監督の戦術における重要性を失い、ベンチに座ることになった」
 
 同メディアは「この日本人選手は、代表戦期間中に日本代表としてプレーした後、ほとんど休むことなくこの試合に臨んだ。フランシスコ監督はここ数試合、ゲデスを起用する傾向が強まっている」と続けている。

「このポルトガル人選手はクボを追い抜き、フランシスコ監督のシステムによりフィットし、その成果が表れ始めている。セビージャ戦以降、スタメンを外れることなく、レアル・ソシエダにとってターニングポイントとなる2ゴールを挙げている。クボはベンチから見守るしかない。元バレンシアの選手が新たなファンのお気に入りとなり、クボは最初に投入される交代選手に甘んじているのだ」

 これはコンディションの問題が大きい。3月まで代表活動がないため、クラブに集中できる久保が再びスタメンに返り咲く日はそう遠くないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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