森保Jエースは不発、20歳日本人に痛烈2発を浴び3連敗。どうしたフェイエノールト…指揮官ファン・ペルシ嘆き「トップクラブに相応しくない」

2025年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「前半に3、4点は決めるべきだった」

上田を擁するフェイエノールトの負けが込んできた。(C)Getty Images

 勢いは完全に失われてしまった。

 現地11月23日に開催されたオランダリーグ第13節で、上田綺世と渡辺剛を擁するフェイエノールトが、小川航基、佐野航大、塩貝健人が所属するNECとホームで対戦。両チーム合わせて日本人5選手が出場したなか、2-4で敗れた。

 3年ぶりの覇権奪回を目指す名門は、1-1で終えた前半を経て、56分に逆転したものの、69分に同点に追いつかれてしまう。さらにその後、途中出場した20歳の塩貝に84分と90+1分にゴールを奪われ、公式戦3連敗を喫した。

 得点ランキング首位を走る上田は、リーグ戦2試合連続でノーゴール。森保ジャパンのエースが足踏みするなか、首位PSVとの勝点差は6に広がった。
 
 クラブ専門メディア『FR12.NL』によれば、今年2月からフェイエノールトを率いるロビン・ファン・ペルシ監督は、悔しい敗戦をこう振り返った。

「素晴らしい前半を戦ったのだから、もっとゴールを決めるべきだった。37分に先制を許したのは非常に残念だった。幸い、1-1で折り返したが、前半に3、4点は決めるべきだった。そして後半のスタートを非常に重視していたが、良いスタートを切れなかった。前半のリズムを維持できず、個人的にはそれがフラストレーションを感じた」

 オランダ代表で102試合50ゴールを記録したレジェンドは、「この状況はトップクラブに相応しくない。我々は試合に勝ちたいのだから、チャンスをより確実に仕留めなければならない」とも口にした。

 ヨーロッパリーグのリーグフェーズでは、1勝3敗で36チーム中29位に沈んでいる。国内と欧州で、相応しい場所に戻れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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