「大打撃だ」日本人MFの“残留宣言”にプレミア強豪の地元メディアは嘆き「完璧に条件を満たす存在だった」

2025年11月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1月に彼を獲得するのは困難なタスク」

強豪クラブが注目を浴びている久保。(C)Getty Images

 去就をめぐる報道が過熱するなか、久保建英は冬の移籍に否定的な見解を示した。

 先日から、久保は6000万ユーロ(約107億円)の契約解除金を満額用意するというトッテナムへの移籍の可能性が騒がれていた。実現するのか、トーマス・フランク監督の戦術やチームにフィットするのかなど、加入した場合について、様々な議論が巻き起こっていた。

 だが、日本代表がボリビア代表に勝利した18日の試合後、久保は「冬の移籍はたぶんない」と話した。これを受け、トッテナム専門サイト『To The Lane And Back』は20日、「クボはフランク監督のシステムで活躍するだけのクオリティを持つ」と報じている。

「だが、少なくともシーズン終了まではソシエダに残るつもりのようだ。トッテナムが1月に彼を獲得するのは困難なタスクということになる」
 
 同メディアは「彼を獲得したいというトッテナムの希望にとって大きな打撃だ」と続けた。

「トッテナムの攻撃時にスピード、ダイナミズム、才能、創造力をもたらす、完璧に条件を満たす存在となっていただろう。モハメド・クドゥスがネーションズカップで不在のときの右サイドの解決策にもなれたはずだ」

「スパーズにできるのは、彼の状況を注視しることだけだ。チャンスがあれば、トッテナム上層部は迅速に動き、クボを獲得できるだろう。だが、今回の発言でその可能性は非常に低いとみられる」

 今季のソシエダが不調ということもあり、去就が騒がしくなっていた久保だが、ワールドカップも控えるだけに、シーズン途中の移籍を疑問視する声もあった。マーケットは何があるか分からない。だが、久保の発言により、少なくとも今季いっぱいはソシエダで続けるということになるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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