新天地が決まらないバロテッリとモウリーニョが秘密の会合。教え子に「態度を改めろ」と助言か

2016年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

悩めるストライカーにモウリーニョがアドバイス。

インテル時代に指導を受けたモウリーニョ(左)からの助言を受けたバロテッリ(右)は、無事に新天地を見つけることができるのだろうか。 (C) Getty Images

 今夏、ミランからリバプールにレンタルバックしたマリオ・バロテッリ。しかし、ユルゲン・クロップ監督の構想に含まれていないため、現在はU-23チームでトレーニングを続け、新天地を探している。
 
 そんなバロテッリに助言をした人物がいる。それは2008年から2010年までインテルで師弟関係にあった現・マンチェスター・U監督のジョゼ・モウリーニョだ。
 
 複数の英メディアが報じたところによると、かつての教え子の現状を気にかけているモウリーニョは、バロテッリと秘密裏に会合し、態度を改め、要求額を下げることを助言したという。
 
 ここ数シーズンは満足いく成績を残せていないバロテッリは今夏、「0から10までのステップがあるとすれば、オレは5で止まっている。だけどこれから10まで辿り着く。いつかバロンドールを獲ってやる」とコメントし、やる気を漲らせていた。
 
 だが、8月1日にイタリア国内の高級レストランで堂々と喫煙しているところをパパラッチされるなど相変わらずネガティブなニュースばかりが流れ、噂に上がったアヤックス、ベジクタシュ、サッスオーロ、キエーボ、ペスカーラなどとの交渉が進展したという話も入ってこない。
 
 元イタリア代表のMFで、ニューヨーク・シティ(MLS)に所属するアンドレア・ピルロからも「多くのビッグクラブでプレーしてきたから忘れがちだけど、彼はまだ25歳だ。トップにたどり着く時間は残されているはずだ。あとは彼次第だし、次のクラブは慎重に選ぶべきだ」とアドバイスを受けたバロテッリは、態度と要求額を改め、サッカーに集中できる環境を得ることができるのか――。稀代の悪童の動向に注目したい。

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