【26年W杯ポット分け最新予想】前代未聞のアジア勢4か国がポット2か、欧州予選“全勝”ノルウェーはどこに。一部報道のプレーオフ枠配置変更ならポット2に…

2025年11月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

組分け抽選会は12月5日に開催

11月19日発表のFIFAランキングでのポット分け予想。プレーオフ枠をポット4に置いたもの。画像:サッカーダイジェスト

 北中米ワールドカップの各大陸予選が終わり、大陸間&欧州プレーオフを残すのみとなった。ここまで出場42か国が確定し、現地時間12月5日には組分け抽選会がワシントンD.C.で開催される。

 注目のポット分けは基本的にFIFAランキングの順位に基づいて決定。開催3か国(アメリカ、カナダ、メキシコ)、同ランクの上位9か国がポット1、続く12か国がポット2、その次の12か国がポット3、残る6か国がポット4になる。11月19日時点でプレーオフ6枠がポット4に入る見通しだが、これが変更される可能性も指摘されている。

 まずはプレーオフ6枠をポット4に置き、11月19日発表のFIFAランクに基づく最新予想をした(カッコ内の数字はFIFAランク)。
 
<ポット1>
アメリカ(14/開催国)、メキシコ(15/開催国)、カナダ(27/開催国)、スペイン(1)、アルゼンチン(2)、フランス(3)、イングランド(4)、ブラジル(5)、ポルトガル(6)、オランダ(7)、ベルギー(8)、ドイツ(9)
<ポット2>
クロアチア(10)、モロッコ(11)、コロンビア(13)、ウルグアイ(16)、スイス(17)、日本(18)、セネガル(19)、イラン(20)、韓国(22)、エクアドル(23)、オーストリア(24)、オーストラリア(26)
<ポット3>
ノルウェー(29)、パナマ(30)、エジプト(34)、アルジェリア(35)、スコットランド(36)、パラグアイ(39)、チュニジア(40)、コートジボワール(42)、ウズベキスタン(50)、カタール(51)、サウジアラビア(60)、南アフリカ(61)
<ポット4>
ヨルダン(66)、カーボ・ヴェルデ(68)、ガーナ(72)、キュラソー(82)、ハイチ(84)、ニュージーランド(86)

 FIFAランク12位のイタリア、同ランク21位のデンマークが欧州プレーオフに回った結果、ポット2には日本、イラン、韓国に続き、オーストラリアまで食い込む形となる。アジア勢が4か国同時にポット2入りする事例は過去にない。前代未聞だろう。

 ヨーロッパ予選で8戦全勝と圧倒的な強さを見せつけたノルウェーだが、現状ではポット3。ハーランドらを擁する実力国がどのグループに入るかは今回の組分け抽選会で世界的に"最大の注目"と言っていい。
 

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