後半途中のメンバー交代がなかったら...
節目の100試合目を勝利で飾った森保監督。おめでとうございます!(C)SOCCER DIGEST
[国際親善試合]日本 3-0 ボリビア/11月18日/国立競技場
2025年ラストゲームで、森保監督が代表で指揮を執って記念すべき100試合目。日本はボリビアに3-0で完勝した。
開始早々の4分に鎌田のゴールで先制。ただ、その後はしばらく攻めあぐねたかな。というか、ボリビアはやっぱり手強い相手だった。ワールドカップの南米予選では7位でプレーオフに回るけど、予選でブラジルにも勝っているし、実力はある。
球際は強くて、ボール回しも冷静でテンポが良い。後半は押し込む時間帯が増えて、勢いがあった。
徐々にリズムが悪くなっていった日本。後半途中のメンバー交代がなかったら、結果はまた違っていたかもしれない。
67分に3枚替え。町野、中村、上田が投入された。上田がワントップ、町野と中村がツーシャドーだ。
3人が出て4分後、中村のアシストから町野がゴールを決めれば、78分には上田のラストパスから中村がチーム3点目を奪った。森保監督の采配が見事に当たったね。
攻撃のバリエーションが増えたし、厚い選手層が改めて証明されたと思う。中村はやっぱりシュート技術が高いし、ボールを収められる上田は前線の軸だ。そして町野。本来はワントップの候補だけど、シャドーでも十分に計算できるね。
町野は身体が強いし、キープ力もあるだけに、あの位置でも起点を作れる。高さがあって、ゴール前にも行けるから、シンプルに預けられる。前からのプレスも問題ない。もちろんフィニッシャーとしても頼りになる。
2025年ラストゲームで、森保監督が代表で指揮を執って記念すべき100試合目。日本はボリビアに3-0で完勝した。
開始早々の4分に鎌田のゴールで先制。ただ、その後はしばらく攻めあぐねたかな。というか、ボリビアはやっぱり手強い相手だった。ワールドカップの南米予選では7位でプレーオフに回るけど、予選でブラジルにも勝っているし、実力はある。
球際は強くて、ボール回しも冷静でテンポが良い。後半は押し込む時間帯が増えて、勢いがあった。
徐々にリズムが悪くなっていった日本。後半途中のメンバー交代がなかったら、結果はまた違っていたかもしれない。
67分に3枚替え。町野、中村、上田が投入された。上田がワントップ、町野と中村がツーシャドーだ。
3人が出て4分後、中村のアシストから町野がゴールを決めれば、78分には上田のラストパスから中村がチーム3点目を奪った。森保監督の采配が見事に当たったね。
攻撃のバリエーションが増えたし、厚い選手層が改めて証明されたと思う。中村はやっぱりシュート技術が高いし、ボールを収められる上田は前線の軸だ。そして町野。本来はワントップの候補だけど、シャドーでも十分に計算できるね。
町野は身体が強いし、キープ力もあるだけに、あの位置でも起点を作れる。高さがあって、ゴール前にも行けるから、シンプルに預けられる。前からのプレスも問題ない。もちろんフィニッシャーとしても頼りになる。
町野のシャドー起用は良いオプションになりそうだし、その意味では、森保監督は本当にいろんな"引き出し"を持っているよね。とりわけアタッカー陣には複数の役割を与えて、新たな魅力を表現させている。
その手腕を見ると、まだまだ秘密兵器がありそう。代表活動は来年の3月までないけど、その間もいろいろと考えているはず。森保ジャパンのさらなる進化が楽しみだよ。
【著者プロフィール】
岩本輝雄(いわもと・てるお)/1972年5月2日、53歳。神奈川県横浜市出身。現役時代はフジタ/平塚、京都、川崎、V川崎、仙台、名古屋でプレー。仙台時代に決めた"40メートルFK弾"は今も語り草に。元日本代表10番。引退後は解説者や指導者として活躍。「フットボールトラベラー」の肩書で、欧州CLから地元の高校サッカーまで、ジャンル・カテゴリーを問わずフットボールを研究する日々を過ごす。23年に『左利きの会』を発足。
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その手腕を見ると、まだまだ秘密兵器がありそう。代表活動は来年の3月までないけど、その間もいろいろと考えているはず。森保ジャパンのさらなる進化が楽しみだよ。
【著者プロフィール】
岩本輝雄(いわもと・てるお)/1972年5月2日、53歳。神奈川県横浜市出身。現役時代はフジタ/平塚、京都、川崎、V川崎、仙台、名古屋でプレー。仙台時代に決めた"40メートルFK弾"は今も語り草に。元日本代表10番。引退後は解説者や指導者として活躍。「フットボールトラベラー」の肩書で、欧州CLから地元の高校サッカーまで、ジャンル・カテゴリーを問わずフットボールを研究する日々を過ごす。23年に『左利きの会』を発足。
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