「当てに行きました」中村敬斗が明かす“高速クロスの真実”。堂安律のパスは「代表じゃないと出てこない」【日本代表】

2025年11月19日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

ラインブレイクから町野のゴールをアシスト

町田へのクロスについて話してくれた中村。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

「あれはチームとしての決まり事のひとつ。ニアゾーンを使っていくのは」

 堂安律が語ったのは、ボリビア戦での中村敬斗のフリーランニングについてだ。

 日本が1−0で迎えた71分、シャドーの中村は堂安にパスを要求しながらラインブレイク。そして高速クロスから町田修斗のゴールをアシストした。

 中村はこの場面を「シャドーならではの動き出し」と表現。堂安のパスについて「代表じゃないと出てこない」と話し、その後のクロスは「正直、味方に当てに行きました」と振り返った。
 
 「当てに行きました」のひと言に、中村の攻撃センスが表われている。密集エリアではピンポイントで味方にパスを通すのは難しい。誰に当たってもゴール方向に飛ぶように狙う判断は、得点意識が高くないとできない。

 意識の矢印がゴールに向いているからこそのプレーだった。ちなみに、ガーナ戦は日本が3−0と勝利した。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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