U-17日本、北朝鮮に競り勝って8強進出! 1-1で迎えたPK戦を制す! 14年ぶりの快挙 【U-17W杯】

2025年11月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

開始6分にマギージェラニーが先制弾

日本はラウンド16で北朝鮮と対戦。(C)Getty Images

 カタールで開催されているU-17ワールドカップ。廣山望監督が率いる日本は現地11月18日、ラウンド16で北朝鮮と対戦した。

 日本のスタメンは以下のとおり。GKはキャプテンの村松秀司、3バックは藤田明日翔、元砂晏翔仁ウデンバ、メンディーサイモン友、ダブルボランチは和田武士と川本大善、ウイングバックは右に竹野楓太、左に瀬口大翔、2シャドーは小林志紋と吉田湊海、1トップはマギージェラニー蓮という11人だ。

 開始6分、日本がさっそくスコアボードを動かす。左サイドでキープした瀬口がクロスを供給。ファーでスタンバイしていたマギージェラニーが正確なヘディングシュートでネットを揺らした。

 球際で激しく、出足が鋭い北朝鮮に対し、日本は押し込まれる場面もあるが、組織的かつ身体を張った守備でピンチを未然に防ぐ。キープすれば冷静なボール回しで相手のプレスをかわし、攻撃を組み立てる。

 拮抗した展開で、日本は27分にPKを献上。ボックス内で元砂が相手を倒してしまう。日本側はレビューをリクエストもジャッジは変わらず。キッカーは北朝鮮の10番を背負うキム・ユジン。日本の背番号1は完璧に読み切り、PKをストップ。絶対的守護神のビッグセーブで危機を脱した。

 それでも劣勢の時間が続き、思うように攻撃に出られない日本だが、北朝鮮の得点を許さず。前半を1-0で終える。
 
 迎えた後半、日本は劣勢を強いられるも堅実な守備で対抗しながら、追加点を狙いにいく。

 なかなか主導権を握れず、厳しい戦いのなかで日本は67分に失点。シンプルなパスワークで崩され、リ・ヒョク・グァンのグラウンダーのシュートでゴールを割られた。

 日本は攻撃の強度を高め、相手ゴールに迫る回数を増やす。82分には途中出場の浅田大翔に決定的が訪れたが、決め切れない。

 90分を終えて1-1。勝敗の行方はPK戦に。日本は5人全員が成功。5-4で制し、2011年大会以来の8強進出を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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