「なんで俺ばっかり…」物議を醸したジエゴ・コスタが不満を吐露

2016年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

決勝ゴールを決めるも話題となったのは疑惑のファウル。

故意ではなかってしても、D・コスタのスライディングはアドリアンの脛に当たっていただけに、議論が巻き起こってもおかしくはない。 (C) Getty Images

 8月15日に行なわれたウェストハムとのプレミアリーグ開幕戦で、ジエゴ・コスタは89分に豪快な決勝ゴールを決め、2-1の勝利に貢献。「勝点3を獲得し、勝利でスタートすることが大事だった」と白星発進を喜んだ。
 
 しかし、D・コスタは同時に、「プレミアリーグでは審判やファンの勝手な先入観によって不当な扱いを受けている」との不満を口にした。
 
 この試合、19分に一枚目のイエローカードを貰っていたD・コスタは、67分に相手GKアドリアンに対して、2度目の警告を受けかねない激しいスライディングを見舞った。
 
 そのラフプレーを主審のアントニー・テイラーはとくに咎めずにゲームを進行。試合後、ウェストハムのスラベン・ビリッチ監督は「意図的ではなかったとは思うが、明らかなアフタータックルだった。もう一度警告を受けてもおかしくはなかったし、受けるべきだった」とコメントした。
 
 チェルシーのアントニオ・コンテ監督は「ジエゴはアドリアンにプレッシャーをかけようとしたが、接触する前に足を止めた。審判は正しい判定をした」と主審のジャッジを称えたが、元審判のグラハム・ポール氏は「彼のトライは明らかにアドリアンの脛を捕えていた」と自身のコラムで綴っている。
 
 良くも悪くもプレミア開幕戦で目立ってしまったストライカーは、物議を醸したプレーについて以下のようなコメントを残している。
 
「正直に言うと、俺はプレミアリーグでターゲットにされている。審判たちや周囲の人々からね。俺が何かをすると、ほかの選手がした場合とはまったく違う反応がある。俺は常に狙われているんだ」
 
「ただ、この状況に対処するしかない。こういったことが俺の邪魔にならず、出場の機会を奪われてしまわないことを神に頼んでいるよ。時々そういうことが起こって、出場停止になってしまうからね」
 
 
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