「最高だった。これだけ多くの…」J3から駆け上がった26歳が豊田で見た景色は格別。森保J生き残りへ「もっともっと刈り取れる」

2025年11月15日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

少年時代はスタンドから見ていた憧れのピッチ

75分から豊スタのピッチに立った安藤。写真:梅月智史 (サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表が11月14日、国際親善試合でガーナ代表と対戦。16分に南野拓実、60分に堂安律がゴールを奪い、2-0で快勝した。

 この日の舞台は、豊田スタジアム。愛知県豊田市出身の安藤智哉は75分から出場し、地元凱旋を果たした。

 J3の今治でプロデビューし、J2の大分を経て、今季からJ1の福岡に在籍する26歳のDFにとって、同地でプレーするのはキャリア初(今季のアウェー名古屋戦は最終節)だ。アディショナルタイムを含めて約20分、少年時代はスタンドから見ていた憧れのピッチについに立った。

 観衆は4万人。家族も見守るなかで3キャップ目を刻んだ安藤は、喜びを噛みしめた。

「最高だった。素晴らしいスタジアムで、これだけ多くのサポーターも入っていたので。景色も良かったし、雰囲気もあったので、途中からだったけどピッチに出れて良かった」
 
 森保ジャパンでの生き残り、スタメン奪取に向けて課題は自覚している。

「まだまだ球際のところだったり、もっともっと(ボールを)刈り取れるところがある。そういったところをピッチで表現しないといけない。フェアに奪い切る、奪ったボールを前に繋ぐのは課題だと思う。それだけじゃなくて、守備のウイングバックとの関係性だったり、ボランチへのコーチングだったり、まだまだレベルアップしていかないといけないことが多い」

 J3から出発した豊田のスターは、まだまだ階段を駆け上がる。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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