大胆さに欠けるシーンもあったが…。それでも堂安のゴールをお膳立てした久保建英はガーナ戦で最低限の仕事をした【日本代表】

2025年11月14日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

下がり気味のポジションで組み立てにも

シャドーで先発出場した久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2025年11月14日に豊田スタジアムで開催されたガーナ戦、メンバー発表時にもっとも大きな歓声を浴びた久保建英は3−4−2−1システムのシャドーを任された。

 そこまで激しいプレスをかけず、攻撃に比重を置いた久保は6分、南野拓実へのスルーパスでいきなり好機を演出。13分にはガーナのデリック・アーサー・コーンに対し粘り強い守備で対抗するなど、悪くないパフォーマンスを見せた。

 14分には少し下がり気味のポジションから組み立てに参加して攻撃を加速させれば、15分にはデザインされたCKで観衆を沸かせた。
 
 シュートに持ち込んでいい場面でパスに切り替えるなど大胆さに欠けるシーンも複数あったが、鋭いターンやフェイント、タイミングの良いパスでファン・サポーターを魅了。そして60分にはアグレッシブな仕掛け、キャンセル、冷静なパスで堂安律のゴールをアシストした。

 自身にゴールはなく、物足りなさを感じたものの、日本が2—0とガーナを下した試合で久保は最低限の仕事をしたと言えるだろう。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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