「パンツ一丁」で見事な司会を見せたリネカー。名物番組ホストの座はまだまだ安泰だ!

2016年08月15日 山中忍

リネカーのパンツ姿にインターネットがパンク状態に。

ファンとの約束を守って、パンツ一丁になり、絞った肉体を披露したリネカー。それでも番組をスムーズに進行させるなど、見事な司会ぶりだった。 ※写真はリネカーのインスタグラムより。

 8月13日、プレミアリーグ2016-17シーズンの火蓋が切って落とされ、ガリー・リネカーのバスローブも帯が解かれた。
 
 イギリス国営放送『BBC』の人気番組『マッチ・オブ・ザ・デー』で司会を務めるレスター出身の元ストライカーは、地元クラブ優勝の暁には「下着姿で」とツイートした昨シーズン半ばの約束を実行。同日夜の放送に、レスターのエンブレムが入った白いトランクス一丁で登場した。
 
 その衝撃は、ソーシャルメディアへの投稿殺到で一時的にインターネットがパンク状態と報じられたほど。ゲスト解説者のイアン・ライトが目のやり場に困っていなければ、25分程度ではなく、90分間の放送時間フルタイムをパンツ姿でこなしていたのではないだろうか?
 
「新シーズン、新オープニング、新監督、新戦力。その他はほぼ例年通り」と、いつものようにユーモアを交えた滑らかな口調の第一声から、パンツ一枚が嘘のような当人の落ち着きにも驚かされた。まさにプロ意識の成せる業だろう。
 
 現役当時からチームメイトを相手にインタビューの練習をしていたというリネカーは、1999年に人気ハイライト番組の司会に抜擢された後も入念な準備を怠らないことで有名だ。
 
 今シーズン第1回の放送に際しても、「昨シーズンの王者(レスター)が昇格チーム(ハル)に"パンツをずり下ろされました"(辱めを受けたという意味)」という締めのセリフまで、納得いくまでデリバリーを練習したに違いない。
 

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