「代表初選出の頃とは違う」26歳アタッカーがミックスゾーンで漂わせた“落ち着きと余裕”【日本代表】

2025年11月10日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

カールスルーエ戦で移籍後初ゴール

11月の連戦で町野は結果を出せるか。写真:金子拓也(サッカーダイジェスト写真部)

 2025年11月10日、日本代表がガーナ戦(14日)とボリビア戦(18日)に向けて千葉県内で始動。その後の囲み取材で、ボルシアMG所属の町野修斗(26歳)がメディア対応に臨んだ。

 記者の質問に答える町野の姿からは、落ち着きが感じられた。初選出だった2022年7月当時とは違い、今は余裕すら漂う。A代表初招集の後藤啓介についても、「若いし、20歳とかですよね。勢いもあるので、切磋琢磨したいですね」と淡々と語るあたりに、その成熟ぶりが表われていた。
 
 そこで本人に聞いた。「日本代表に初めて選ばれた頃と比べて、心の持ちようにどんな変化がありますか」と。町野の答は以下のとおりだった。

「最初は驚きと嬉しい気持ちでしたが、今は海外で、ブンデスリーガでやらせてもらっている。海外から帰ってくるというのは自信になっていて、その点であの頃とは違います」

 現地時間10月28日のDFBポカール2回戦・カールスルーエ戦で移籍後初ゴールを決めた直後だけに、言葉からは手応えも伝わってくる。

「自分が点を取れずに勝っても嬉しくないし、気持ちのノリ方が変わってくる。今は良い状態です」

 3−4−2−1システムならCFかシャドーでの起用が予想される町野。ドイツで示しつつある得点感覚を、このアタッカーは日本代表の2連戦でどう生かすか。期待が高まる。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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