「日々の鍛錬でしか補えない」黒田監督がFC東京戦後に指摘した“町田の敗因”「選手たちに厳しく追求したい」

2025年11月09日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

押し気味に試合を進めながらも終盤に失点

FC東京戦で町田を勝利に導けなかった黒田監督。(C)SOCCER DIGEST

 2025年11月9日、FC町田ゼルビアが国立競技場でFC東京に0−1と惜敗。押し気味に試合を進めながらも終盤の87分に痛恨の失点を喫した。果たして、敗因は何だったのか。黒田剛監督が挙げたのは「決定力不足」だった。

「試合でのプランはほぼ良い方向に行っていました。ただ、課題である決め切る部分、ここが埋まらないなと。振り抜くシュートもありながらバーの上を越えたりとか、クロスをぶつけてしまうとか、そのクオリティ。個のスキルに尽きると思います。J1のトップを仕留める、トップクラスで通用するスキルに到達しないと、我々がJ1で首位争いをしていくのは厳しい」

 その通りである。昌子源のヘディングシュートをはじめ、この日は決定機がなかったわけではない。そこを決め切るか否か。町田の課題はまさにそこにある。
 
「自ら練習を通してスキルを上げていく。そこに尽きます。そんなことを選手たちに厳しく追求したい。日々の鍛錬でしか補えないことなので。ディフェンスはかなり身を挺して良い試合をしてくれて、中央でのボール回収も良かった。チャンスはありましたので、決め切る力に尽きると思います」

 1週間後の11月16日、天皇杯準決勝を再び国立競技場でFC東京と戦う。

「これは我々にとってポジティブなことなので、次はカップ戦。ここでしっかりとリベンジを果たせるよう、しっかりと準備したい」

 黒田監督の言葉からは確かな覚悟が感じられた。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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