【J1採点&寸評】湘南×広島|局面で個の力が光った広島。とりわけ、ボランチの丸谷の出来は良かった

2016年08月14日 隈元大吾

湘南――決定機を止めた岡本は及第点以上の評価。

【警告】湘南=石川(73分)、ウェズレー(90分) 広島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】丸谷拓也(広島)

[J1第2ステージ8節]
湘南ベルマーレ 1-2 サンフレッチェ広島
7月30日/Shonan BMWスタジアム平塚

【チーム採点・寸評】
湘南 6
立ち上がりから攻勢に乗り、端戸の鮮やかなミドルで6試合ぶりに先制。だが前半の終わりに失点すると、後半にも追加点を許し、一方でチャンスを決め切れず。6連敗を喫した。
 
【湘南|採点・寸評】
GK
1 村山智彦 5
好守も見せたが、相手の精度の高さもあり2失点。DFの背後のボールの処理にも課題を残した。
 
DF
36 岡本拓也 6.5
タイトなチェックやブロック、決定機の阻止などゴール前で献身。攻撃参加も積極的に果たした。
 
4 アンドレ・バイア 5.5
同点のシーンではP・ウタカに巧みに入れ替わられたが、幾度もピンチの芽を摘み、存在感を放った。

6 三竿雄斗 6
相手FWを厳しくチェックし、自由を奪った。持ち前の攻撃力を発揮し、好クロスで決定機も演出した。
 
MF
23 高山 薫 5
この日は右ワイドに入り、上下動を繰り返してチームを牽引。攻撃をやり切れず、また相手に裏を突かれる場面もあった。
 
16 石川俊輝 5.5
危険なパスコースを消してボールを奪い、縦パスやサイドチェンジなど前向きなパスも配球した。

22 下田北斗 5.5(72分OUT)
序盤から数多くボールに関わり、チームにリズムをもたらした。シュートも積極的に放った。
 
10 菊池大介 5.5
序盤好機を逸したが、ミキッチとのマッチアップには試合を通して意地がにじみ出ていた。

次ページ湘南――ジネイは前線で起点となり、先制点もアシスト。

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