グループステージ初戦でモロッコを撃破
U-17日本代表の野口が次のニューカレドニア戦に向けて決意を示した。写真:松尾祐希
U-17ワールドカップが現地11月3日に幕を開け、廣山望監督が率いるU-17日本代表はグループステージ初戦でモロッコと対戦。2-0で勝利し、ノックアウトステージ進出に向け、大きく前進した。
今大会から参加国が24か国から48か国に拡大。カタール最大のトレーニング施設『アスパイアアカデミー』に各チームが一斉に集まってフェスティバル形式で試合が行なわれた。
グループBに入った日本は、初戦でアフリカ王者を下したが、まだ何かが決またわけではない。各組上位2チームと各組3位の成績上位8チームに与えられる予選通過の権利を掴むうえで、大事になるのは次のニューカレドニア戦だ。同組のモロッコやポルトガルと比べれば、格下の相手。それだけに確実に勝利をあげたい。
今後の戦いを左右する大事な一戦で、注目したいのがMF野口蓮斗(広島ユース/2年)だ。
野口の特徴を一言で言えば、サッカーが巧い。足もとの技術もそうだが、戦術理解度の高さを含めた賢さも目を引く。そうした能力に加え、献身的に戦える点も魅力的だ。広島ユースの大先輩、柏木陽介がそうであったように、走れる司令塔として野口は廣山ジャパンを支えてきた。
3−4−2−1のボランチを務める背番号6は、モロッコ戦で出番を得られなかったが、ボールを保持する展開が予想される次戦は必要不可欠な存在。パス回しの中心として期待は大きい。
「相手はブロックを敷いてくる。パスを回す中心になりたいし、ボールを失った後も相手から奪い返すプレーができたらいい」(野口)
今大会から参加国が24か国から48か国に拡大。カタール最大のトレーニング施設『アスパイアアカデミー』に各チームが一斉に集まってフェスティバル形式で試合が行なわれた。
グループBに入った日本は、初戦でアフリカ王者を下したが、まだ何かが決またわけではない。各組上位2チームと各組3位の成績上位8チームに与えられる予選通過の権利を掴むうえで、大事になるのは次のニューカレドニア戦だ。同組のモロッコやポルトガルと比べれば、格下の相手。それだけに確実に勝利をあげたい。
今後の戦いを左右する大事な一戦で、注目したいのがMF野口蓮斗(広島ユース/2年)だ。
野口の特徴を一言で言えば、サッカーが巧い。足もとの技術もそうだが、戦術理解度の高さを含めた賢さも目を引く。そうした能力に加え、献身的に戦える点も魅力的だ。広島ユースの大先輩、柏木陽介がそうであったように、走れる司令塔として野口は廣山ジャパンを支えてきた。
3−4−2−1のボランチを務める背番号6は、モロッコ戦で出番を得られなかったが、ボールを保持する展開が予想される次戦は必要不可欠な存在。パス回しの中心として期待は大きい。
「相手はブロックを敷いてくる。パスを回す中心になりたいし、ボールを失った後も相手から奪い返すプレーができたらいい」(野口)
昨年10月のU-17アジアカップ予選や4月の本大会でも出場機会を得ており、廣山ジャパンの戦い方を最も熟知している選手のひとりで不安はない。
「次の試合に勝てば、(グループステージ)突破が決まるなかで、勝ちに持っていける選手になりたい。決定的な仕事ができれば、ボランチとしての価値が高まるはず。そこを目標にやっていきたい」と意気込みを語り、モチベーションを高めている様子が見て取れた。
野口はソレッソ熊本U-15時代から将来を嘱望され、中学3年次にはクラブユース選手権で準優勝を経験。卒団後は広島ユースに加入し、技を磨いてきた。特に大きな影響を受けた選手が、現在はトップチームで活躍するMF中島洋太朗だ。自身と同じくボランチやトップ下を主戦場としており、学ぶべき点は多かったと明かす。
「一番学んだのは安定感の部分です。そのなかで見せるすごいパスは本当に鋭くて、そこを間近で見られたのは自分にとって大きかった」
中島自身も2年前のU-17ワールドカップに出場しており、圧倒的なパスセンスで日本の攻撃陣をリードしたのは記憶に新しい。飛躍のきっかけを掴んだ大会と言っても過言ではなく、野口も先輩と同じように"U-17W杯"をステップアップの契機にしたいと考えている。
初戦は出場機会がなく、「悔しさは相当あった」(野口)。内に秘めた想いをピッチで表現すべく、"広島の最新傑作"はニューカレドニア戦で自らの価値を示す構えだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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「次の試合に勝てば、(グループステージ)突破が決まるなかで、勝ちに持っていける選手になりたい。決定的な仕事ができれば、ボランチとしての価値が高まるはず。そこを目標にやっていきたい」と意気込みを語り、モチベーションを高めている様子が見て取れた。
野口はソレッソ熊本U-15時代から将来を嘱望され、中学3年次にはクラブユース選手権で準優勝を経験。卒団後は広島ユースに加入し、技を磨いてきた。特に大きな影響を受けた選手が、現在はトップチームで活躍するMF中島洋太朗だ。自身と同じくボランチやトップ下を主戦場としており、学ぶべき点は多かったと明かす。
「一番学んだのは安定感の部分です。そのなかで見せるすごいパスは本当に鋭くて、そこを間近で見られたのは自分にとって大きかった」
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