所属した4クラブに感謝。JFL盛岡の35歳MFが今季限りでの現役引退を発表。ファンからは惜しむ声「淋しすぎる」「もっと見たかったな」

2025年11月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「17年間ありがとうございました」

今季限りでの現役引退を発表した中村。写真:鈴木颯太朗

 JFLのいわてグルージャ盛岡は11月4日、MF中村充孝が2025シーズンをもって現役を引退することを発表した。

 現在35歳の中村は、2009年に市立船橋高から京都サンガF.C.に加入し、プロキャリアをスタート。13年に鹿島アントラーズに移籍し、7年間在籍した。20年にモンテディオ山形に新天地を求め、22年から盛岡に所属する。

 今シーズン限りで現役生活に幕を閉じる中村は、クラブの公式サイトを通じて、以下のようにコメントした。
 
「今シーズンで引退します。京都サンガF.C.、鹿島アントラーズ、モンテディオ山形、いわてグルージャ盛岡の4クラブでプレーしました。

 京都サンガF.C.では4年間、右も左もわからない若僧をプロの世界でどう生きて行くかを教えてもらいました。17年間プレーできた土台を作ってもらいました。ありがとう。

 鹿島アントラーズでは7年間、サッカーに対して生活の全てを捧げないと、「試合に出られず、タイトルは取れず、上には行けない」、初めてこれがサッカーなのか!と学ばせてもらいました。ありがとう。

 モンテディオ山形では2年間、ほぼ試合に出る事ができず、チームの力になる事ができずでした。その中でも、温かい言葉を愛を優しさをいつもかけてくれたサポーター。何回も立ち直れました。ありがとう。

 グルージャ盛岡では4年間、サッカーはこんなに難しかったのかと、本当に今後に生きる多くの事を学びました。ピッチに立てないときも、色々な人に、「充さん待っています」。「充さんがいないと」とその言葉もあり頑張ってこられました。ありがとう。

 1人ではサッカーできないし、ここまで続ける事はできませんでした。サッカー人生、本当に素晴らしい人達、環境に恵まれここまで出来ました。本当にお世話になりました。17年間ありがとうございました」

 クラブの公式Xでも中村の引退が伝えられると、SNS上ではファン・サポーターから次のような声があがった。

「お疲れ様でした!」
「充孝まで引退だなんて...」
「山形のユニホームに袖をとおしてくれたことに感謝」
「素晴らしい選手がまたひとり」
「岩手に来てくれてありがとうございました」
「淋しすぎる」
「本当に魅力的な選手でした」
「もっと見たかったな...」
「鹿島の時から応援していました」

 多くのファン・サポーターが引退を惜しんだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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