「プレミアではあんなゴールは絶対に決められない」11戦13発の日本代表エースに現地解説者がまさかの苦言「オランダはFWにとって天国」「25点は当たり前」

2025年11月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「国外で大きなインパクトを残せない」

直近のフォレンダム戦で2ゴールを挙げた上田。(C)Getty Images

 現地11月1日に開催されたエールディビジ第11節のフォレンダム戦で、フェイエノールトの日本代表FW上田綺世は2ゴールを挙げた。

 開始19分に右サイドからの折り返しをダイレクトで捉えて先制ゴールを挙げると、89分にはセットプレーから得意のヘッドで合わせ、ネットを揺らしてみせた。

 リーグ戦11試合で13ゴールと得点ランキングを独走するストライカーに、賛辞が寄せられる一方で、なんと厳しい声も上がっている。

 フェイエノールトの専門サイト『FR12.NL』によれば、オランダの著名なスポーツジャーナリスト、アルノ・フェルミューレン氏は「彼はエールディビジで多くのゴールを決めており、日本代表としても長年活躍している。しかし、エールディビジのトップスコアラーが国外で大きなインパクトを残せないことも分かっている」と指摘。

 2点目のヘッド弾を例に、「プレミアリーグであんなゴールは絶対に決められない。4人のディフェンダーがヘディングでクリアするだろうからね」と指摘した。
 
 解説者のイェルーン・エルショフ氏も「エールディビジはストライカーにとって天国だ」と同調した。

「優れたストライカーなら、25点を取るのは当たり前だ。上田にはそれが期待できる。そして、彼はさらなる得点を狙っている。だが、より高いレベルではどうだろうか? 疑問が残る。エールディビジのビッグゲームでも、もっといいプレーをしなればならない。もっと素早く動き、もっと多くのデュエルを仕掛けなければならない。PSV戦では、彼はわずかなチャンスをものにできなかった」

 欧州カップ戦や国内のビッグゲームでのプレーについては、これまでも厳しい見方があった。だが、絶好調の日本代表エースは、そんな懐疑的な声を黙らせるパフォーマンスを見せてくれるはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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