“文武両道”。アメリカ屈指の名門校進学を目ざす
U-17日本代表を引っ張るGK村松が自身初の国際大会に挑む。写真:松尾祐希
サッカーも勉強も常に全力だ。アメリカで生まれ育ち、文武両道を貫いてきた。ロサンゼルスFCのアカデミーでプレーするGK村松秀司が自身初の国際大会に向けて、モチベーションを高めている。
11月2日、U-17ワールドカップに挑むU-17日本代表が、初戦となる3日のモロッコ戦の前日練習を実施した。1時間半弱のトレーニングで戦術面やセットプレーの確認を中心に行ない、良い状態で調整を進めたなかで、村松もコンディションの良さを示した選手のひとり。機敏な動きでシュートをセーブし、コーチング面でも的確な指示と鼓舞する声で存在感を発揮した。
アメリカ人の父と日本人の母を持ち、アメリカで生を受けた村松。15歳の頃から日本サッカー協会に自身の動画を送り続けていたほど、日本代表への憧れが強かった。そして今年2月に初招集。4月のU-17アジアカップ(U-17W杯のアジア最終予選)では副キャプテンの役割を全う。リーダーシップも含めて周囲から高く評価され、今大会はキャプテンとして大舞台に臨む。
チームを預かる廣山望監督も大きな期待をかけている。
「人間的にも落ち着いていて、視野も広い。我々コーチ陣よりもしっかりしている。(みんなが)一目置く存在で、(生活している)社会が違うとはいえ、自分で運転して学校に行ったり(自宅から練習場まで、片道1時間以上を自動車を運転して移動)というのも"半大人"なんですよね。遠征も(アメリカから)1人で飛行機に乗って合流してくれる。色々な意味で、みんなも信頼していると思います」
11月2日、U-17ワールドカップに挑むU-17日本代表が、初戦となる3日のモロッコ戦の前日練習を実施した。1時間半弱のトレーニングで戦術面やセットプレーの確認を中心に行ない、良い状態で調整を進めたなかで、村松もコンディションの良さを示した選手のひとり。機敏な動きでシュートをセーブし、コーチング面でも的確な指示と鼓舞する声で存在感を発揮した。
アメリカ人の父と日本人の母を持ち、アメリカで生を受けた村松。15歳の頃から日本サッカー協会に自身の動画を送り続けていたほど、日本代表への憧れが強かった。そして今年2月に初招集。4月のU-17アジアカップ(U-17W杯のアジア最終予選)では副キャプテンの役割を全う。リーダーシップも含めて周囲から高く評価され、今大会はキャプテンとして大舞台に臨む。
チームを預かる廣山望監督も大きな期待をかけている。
「人間的にも落ち着いていて、視野も広い。我々コーチ陣よりもしっかりしている。(みんなが)一目置く存在で、(生活している)社会が違うとはいえ、自分で運転して学校に行ったり(自宅から練習場まで、片道1時間以上を自動車を運転して移動)というのも"半大人"なんですよね。遠征も(アメリカから)1人で飛行機に乗って合流してくれる。色々な意味で、みんなも信頼していると思います」
ピッチ内外で"大人"として振る舞う守護神は、学業の面でも人一倍努力を重ねている。アメリカ屈指の名門校進学を志しており、志望している大学は米国でもトップ10に入る超名門校。花巻東からスタンフォード大に進学し、今秋にソフトバンクからドラフト1位指名を受けた野球の佐々木麟太郎のように、文武両道でさらなるレベルアップを目ざしている。今大会中もアプリなどを使って勉強を進めており、時間をうまく使いながら準備に余念がない。
だが、最も大事なのはワールドカップ。今はそのことしか頭にない。
「プレッシャーはある。ワールドカップの本番のステージなので、それは絶対にある。でも4月のアジアカップから時間が経ったので、自分に集中することとか、緊張に対してもコントロールできるようになった。今回も良い試合ができると思う」
4月のアジアカップではオーストラリアとの第3戦(2−3)とサウジアラビアとの準々決勝(2−2/2PK3)に出場したものの、大会2日前に足を痛めた影響で満足いくプレーができなかった。その悔しさは今も覚えている。
「アジアカップの悔しい気持ちは覚えている。このワールドカップでもあのような気持ちが残らないように頑張りたい」とは村松の言葉だ。
ロサンゼルスで育ち、文武両道を貫く守護神は日本を勝利に導けるか。幼い頃から憧れていた日本代表のユニホームを纏い、自慢のシュートストップを武器に躍動を誓う。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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だが、最も大事なのはワールドカップ。今はそのことしか頭にない。
「プレッシャーはある。ワールドカップの本番のステージなので、それは絶対にある。でも4月のアジアカップから時間が経ったので、自分に集中することとか、緊張に対してもコントロールできるようになった。今回も良い試合ができると思う」
4月のアジアカップではオーストラリアとの第3戦(2−3)とサウジアラビアとの準々決勝(2−2/2PK3)に出場したものの、大会2日前に足を痛めた影響で満足いくプレーができなかった。その悔しさは今も覚えている。
「アジアカップの悔しい気持ちは覚えている。このワールドカップでもあのような気持ちが残らないように頑張りたい」とは村松の言葉だ。
ロサンゼルスで育ち、文武両道を貫く守護神は日本を勝利に導けるか。幼い頃から憧れていた日本代表のユニホームを纏い、自慢のシュートストップを武器に躍動を誓う。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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