「日本のサッカーが世界に近づいている」日本代表の森保一監督がルヴァン杯決勝でそう確信した理由

2025年11月02日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「勝利の確率を高めるうえで大事」

ルヴァン杯を制した広島。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

「日本のサッカーが世界に近づいている」

 2025年11月1日に開催されたルヴァンカップ決勝、サンフレッチェ広島が3−1で柏レイソルに勝った試合を振り返り、日本代表の森保一監督はそんな感想を抱いた。

「前半のほとんどの局面で1対1のマッチアップが繰り広げられていました。1対1で勝つ責任、負けるリスクを負いながらもそこを基本に戦う。そのうえで、組織的に数的優位を作ったりしていく。

基本が『組織ではなく個なんだ』、『個の戦いなんだ』ってところを見せてもらえて、日本のサッカーが確実にレベルアップしている、世界に近づいていると、それを証明してくれた試合でした」

 
 森保監督が加えて強調したのが、どこからでもゴールを狙うアグレッシブさだった。

「前半からペナルティエリアの外から狙うシーンが多くありました。崩し切ってゴールを決める美しさもありますが、シュートチャンスがあればどこからでも狙う。技術だけではなくそうしたパワーの部分を、両チームの選手が見せてくれた」

 さらに森保監督は「セットプレーは勝利の確率を高めるうえで大事なんだと、今日の3点を見てそう思いました」と語っていた。この日、広島の3ゴールはロングスローからふたつ、FKからひとつと、セットプレーの重要性を示すものだった。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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