なぜ芸術的なゴールは生まれたのか。東俊希が明かす“迷いなきFK弾”【ルヴァン杯決勝/広島】

2025年11月01日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「自信はあった」

ルヴァン杯決勝で見事なFKを決めた東。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 2025年11月1日に開催されたルヴァンカップ決勝で柏レイソルを3−1で破ったサンフレッチェ広島。流れを引き寄せるうえで重要なポイントのひとつが、1−0で迎えた38分に東俊希が決めたFK弾だった。

 左足から放たれた美しい一撃について、本人は「この舞台であのFKを決めることができた。自分の力を示せたし、興奮しました」と語った。

 距離的には「近くもなく、遠くもなかった」(東)。ファウルを取られた時点で、東曰く「自信はあった」。その言葉通り迷いはなかった。
 
「選択肢を持って迷ったら上手く蹴れないので、決めていました。壁を越そうと」

 このゴールで広島が勢いに乗ったのは間違いない。事実、前半のアディショナルタイムには中野就斗のロングスローからジャーメイン良がチームの3点目を挙げている。その点からも、東の芸術弾は試合の流れを決定づけた一撃だろう。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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