パリSGの一強体制が揺らぐ!? リヨンに1億ユーロの中国資本投入

2016年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

2002年からリーグ7連覇を記録したクラブの逆襲が始まる?

昨シーズンはリーグもカップもパリSGが制覇。先日のスーパーカップでもリヨン(リーグ2位ということで出場)はパリSGに1-4の完敗を喫した。 (C) Getty Images

『ESPN』によると、中国の投資会社「IDGキャピタル・パートナーズ」がフランス・リーグ1の強豪クラブ、リヨンの株式20パーセントを獲得し、1億ユーロの資金を投入することになるという。
 
 リヨンは2002年から08年までリーグ7連覇という大記録を作ったものの、近年はカタール資本によって群を抜いて強化されたパリ・サンジェルマンに大きく水を開けられ、同クラブにタイトルの独占を許していた。
 
 この完全な一強体制に対し、以前からリヨンのジャン=ミシェル・オラス会長は「アンフェアなリーグだ」と不満を露にしていたが、今回の株式譲渡により、フランスの勢力分布にも変化が生まれるかもしれない。
 
 なお、株式を獲得した IDGキャピタル・パートナーズは今後、リヨンのアジア進出などで積極的に運営に参画していくことになるという。
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