「世界トップと肩を並べた」「到底及ばない」16強で6-1大勝の北朝鮮に韓国メディアが衝撃!自国代表との“格差”に悲嘆「韓国は0勝で屈辱のGS敗退」「日本、北朝鮮、中国を遠くから眺めるしか…」【U-17女子W杯】

2025年10月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「連覇に向けて順調に進んでいる」

順当にベスト8に駒を進めたU-17北朝鮮女子代表。(C)Getty Images

 モロッコで開催中のU-17女子ワールドカップのラウンド16で、2連覇を狙うU-17北朝鮮女子代表はホスト国のモロッコと対戦。6-1の圧勝を飾り、世界を驚かせた。

 強さが際立つ前回女王とは対照的に、韓国はアジア勢で唯一のグループステージ敗退。1分け2敗と1勝もできず、1得点7失点と散々だった。

 この結果を受け、韓国メディアは両国の差を嘆いている。『SPOTV NEWS』は「北朝鮮は韓国より上だ。ワールドカップで準々決勝進出。世界舞台での競争力があり、2連覇を目指す。韓国は0勝で屈辱のグループステージ敗退」と見出しを打ち、次のように伝えた。

「U-17北朝鮮女子代表は、開催国のモロッコを圧倒し、前回覇者の実力を見せつけた。一方、韓国はグループリーグで0勝という散々な成績で大会を終えた。両チームの運命は対照的だ」

 同メディアは北朝鮮について、グループステージは3試合とラウンド16の4試合で15得点、わずか2失点と、ほぼ完璧なパフォーマンスを見せた」と称賛。「北朝鮮は女子サッカーにおいて非常に強い。FIFAランキングでは 10位につけている」とし、こう続けた。

「 U-17女子ワールドカップでは、すでに絶対的な強豪としての地位を確立している。2008年の第1回大会、16年大会、そして24年大会で優勝を果たしており、今回も連覇に向けて順調に進んでいる。個々の選手のスキルの高さだけでなく、戦術的な組織力とプレッシャーも世界トップクラスだ」
 
 同メディアは「一方、韓国は1勝も挙げられず、早々に敗退した。2010年にトリニダード・トバゴで開催された大会で初優勝を果たし、アジア女子サッカーの希望の光として頭角を現した韓国だが、その後15年間、世界の舞台から姿を消していた。決勝で日本を破り、その大会を制した世代は、今の北朝鮮のように、技術、戦術、そしてスタミナのバランスが取れたチームだった」と回想。現状を嘆いた。

「今大会における韓国のパフォーマンスは、到底及ばないものだった。守備のミスが頻発し、攻撃におけるパス精度も欠如していた。プレスを受けるとビルドアップが崩れ、個人技での突破や前線への侵入も失敗に終わった。選手たちの個人技よりも、チーム戦術の完成度の欠如の方が痛手だった」

 記事は、「この大会で、アジア内での格差が露呈した。北朝鮮は世界のトップチームと肩を並べる実力を持つ一方、韓国はまだアジアの舞台でさえ競えない。アジアの4チームのうち、中国、日本、北朝鮮の3チームが決勝トーナメントに進出した中、韓国は遠くから眺めるしかなかった」と落胆を露わにした。

 また、『Xports News』も「女子の年齢別代表チームで韓国と北朝鮮の格差はさらに広がっている。韓国は昨年5月に開かれたU-17女子アジアカップで北朝鮮と対戦し、0-7で大敗北して差を実感した。北朝鮮は世界の舞台で着実に競争力を証明している反面、韓国は2010年大会以来存在感を発揮できずにいる」と指摘している。

 北朝鮮との差は、開く一方だと危機感を持っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】日本は何位? 最新FIFAランキングTOP20か国を一挙紹介!2位と3位が変動、トップ10に返り咲いた強豪国は?

【記事】「恥を知れ」「冗談だろ」"8-1"で圧倒した相手に敗れてW杯出場決定を逃した中東の雄、優遇で批判を浴びる2か国への祝福投稿が炎上「彼らを支持するのか」【アジア予選PO】

【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事