「現実なのか」「世界が崩落」首位通過が絶望的なイタリア代表、主将が犯したまさかの“ポロリ”を母国メディアが酷評「最もセンセーショナルなミス」

2025年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「穏やかな夜が続くはずだった」

キャッチミスを批判されたドンナルンマ。(C)Getty Images

 昨季、パリ・サンジェルマンで欧州の頂点に立ち、この夏マンチェスター・シティに移籍したジャンルイジ・ドンナルンマが、キャプテンを務めるイタリア代表で驚きのミスを犯した。

 10月11日に行われた2026年ワールドカップ欧州予選のエストニア戦で、イタリアは立ち上がりに先制すると、ハーフタイムまでに追加点を奪取。順調な試合展開で、得失点差のためにさらなるゴールを目指すと、74分に待望の3点目をあげる。

 だが、直後の76分に予想外のアクシデントだ。サイドからのクロスを難なくキャッチしたと思われたドンナルンマが、ボールをこぼしてしまう。そこに詰めていた相手選手に押し込まれ、イタリアは手にしたばかりの3点差というリードを失うことになった。
 
 地元メディア『fanpage』は、「信じられないミス」と表現。「現実じゃないようなミス:エリア内で単独ながらボールを失う」と、失態を嘆いている。

「対応を迫られることはごくわずかで、前半はほとんど仕事がなく、穏やかな夜が続くはずだった。それが76分、世界は突然ドンナルンマに崩れ落ちてきた」

「代表キャプテンは最も典型的かつセンセーショナルなミスを犯した。エリア内で単独ながらボールを止めようとジャンプし、すべてがうまくいったかと思われたが、着地寸前で信じられないようにボールを失ったのだ。それが驚いた相手選手の足に収まり、ゴールを決められ、ドンナルンマは頭を抱えた」

 グループ首位ノルウェーとの得失点差を縮めることが求められていたイタリアだけに、キャプテンの凡ミスは痛恨だった。結局、イタリアは3-1と2点差のまま試合終了を迎えている。

 ノルウェーは同日の試合でイスラエルに5-0と大勝した。イタリアはさらに得失点差を広げられ、グループ首位での予選通過が絶望的となった。2位でのプレーオフ進出が現実的と言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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