イタリアが敵地でエストニアを撃破。3位イスラエルに勝点3差で単独2位に【W杯欧州予選】

2025年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

ケーンが4分に先制弾

アウェーでエストニアを下したイタリア。ケーン(写真中央)は先制弾を決めた。(C)Getty Images

 現地時間10月11日、北中米ワールドカップの欧州予選を戦うイタリア代表がエストニア代表とアウェーで対戦。同日、すでに首位のノルウェー代表がイスラエル代表を5−0と下し6戦全勝(勝点18)を飾ったなか、グループIで2位、勝点9のアッズーリ(イタリア代表の愛称)は立ち上がりから仕掛けた。

 迎えた4分、いきなりイタリアが先制する。今予選で好調のケーンがディ・マルコからのスルーパスを収めると、エリア内で相手を上手くかわして最後は右足シュートでゴールネットを揺らした。

 そのケーンを15分に負傷交代で失ったものの、イタリアは慌てずFWのレテギ、左サイドのディ・マルコらを軸に冷静にゲームを組み立てた。25分にあわや失点かというシーンを迎え、30分にレテギがPK失敗と全てが上手くいっていたわけではないが、38分にオルソリーニのお膳立てからレテギのゴールで2−0と突き放した。
 
 迎えた後半、イタリアはエストニアの圧を受けながらもGKドンナルンマを中心に対応。ボールを奪えば首尾よくチャンスに結び付け、56分にはラスパドーリが決定的なシュートを放つ。これはゴールにならなかったものの、チームは悪くない試合運びを見せた。

 MFトナーリの巧みなゲームメイクもありアウェーながら試合をコントロールしたイタリア。74分にはエスポージトが強烈なボレーシュートで代表初ゴールを奪う。直後にGKドンナルンマのファンブルで1失点も、そこからは崩れず3−1で勝利を収めた。

 こうしてエストニアを下したイタリアは、3位のイスラエルに勝点3差をつけて単独2位となった。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部

【画像】パラグアイ&ブラジルと対戦!南米勢との連戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!

【画像】日本は何位? 最新FIFAランキングTOP20か国を一挙紹介!アルゼンチンが首位陥落、11年ぶりにトップに返り咲いたのは?

【記事】「もう天才認定」「未来の代表ワントップ」20歳の日本人大型FWが欧州で今季3点目!劇的決勝弾に驚嘆の声!「やっぱすげーや」
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事