終盤の失点で白星逃したパラグアイ。アルファロ監督が語った自身2度目の森保ジャパンの印象と、選手たちに求めたメンタリティ

2025年10月11日 金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

2022年9月にも、エクアドル代表の指揮官として対戦

パラグアイを率いるアルファロ監督。日本の印象を語った。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 パラグアイ代表は10月10日、国際親善試合で日本代表と敵地で対戦した。

 序盤はなかなかチャンスを作れなかったパラグアイだが、21分に先制に成功する。日本の最終ラインの背後を突いたミゲル・アルミロンが、後方からのロングボールを上手く収めてシュートを放ち、ネットを揺らした。

 しかし、パラグアイはその5分後に失点。タイスコアで迎えた64分にディエゴ・ゴメスのゴールで再びリードしたが、90+4分に得点を奪われ、2-2のドローで試合を終えた。
 
 試合後、パラグアイのグスタボ・アルファロ監督は「今日は非常に素晴らしい試合になった」とコメント。同指揮官はカタール・ワールドカップ開幕直前の2022年9月に、エクアドル代表を指揮して森保ジャパンと対戦しており、約3年の時を経て戦った日本の印象を「その時よりもさらに進化を遂げている」と語った。

 一方で、アルファロ監督は「今日がワールドカップの試合に匹敵するような、そういった真摯な姿勢で臨んだ。そのようなメンタリティこそ、私たちが選手に求めているもの」とも話す。だからこそ、「最終的に試合の終盤に同点にされ、選手たちも非常に残念で悔しそうな顔をしていた」と悔やんだ。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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