「支えてくれる母と、憧れの父に」上田綺世が“18番”のファーストマッチで決めた特別な同点弾【日本代表】

2025年10月11日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「すごく達成感がある」

パラグアイ戦で同点弾を叩き込んだ上田。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 [国際親善試合]日本 2−2 パラグアイ/10月10日/パナソニックスタジアム吹田

 敗戦濃厚かと思われた後半のアディショナルタイム、日本代表に歓喜をもたらしたのは途中出場の上田綺世だった。1−2で迎えた90+4分、伊東純也のクロスにヘッドで合わせて同点弾を突き刺したのだ。

 日本代表での背番号9から18へ変更後の最初の試合で決めたゴールについて、上田は「特別嬉しいです」と喜びを露わにした。「憧れの父が(元ドイツ代表の)クリンスマンが好きでつけていた番号」という理由で今シリーズから"18番"にした背景があっただけに、この同点弾には文字通り特別な思いがある。
 
「普段から支えてくれる母と、僕が憧れている父が大阪まで来ていたので。短い出場時間でしたが、その初戦で点を取って、少し恩返しができた点についてはすごく達成感があります。嬉しいです」

 スタンドで見守る両親にとって、最高のプレゼントとなったに違いない。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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