日本代表は10月９日、翌日のパラグアイ戦に向けて、大阪府内で前日トレーニングを実施した。

　練習後に取材に応じた上田綺世が、今シリーズから背番号を９番から18番に変更した経緯をこう明かした。

「ずっと伝えてましたけど、内側のことなのであんまり詳しくは話せないですけど、18番は（ワールドカップ）予選が始まる前からずっとお願いをしてたんですけど。番号を変えるのはそんな簡単なものでもないし、９番を代表からもらって、自分の中でもそのリスペクトを感じて、その番号にそえるような活躍を責任を持ってしなきゃいけないと思っていました」

　森保ジャパンのエースストライカーは、「予選が終わって、ようやく自分の欲しかった番号をもらえて、国と一緒に戦えるというのはすごい僕にとっては特別です」と感慨深げに語った。
 

　18番を選んだ理由については、こう説明した。

「父が（元ドイツ代表FWのユルゲン・）クリンスマンが好きで、十八番をつけてたんですけど、僕はそのクリンスマンを詳しくは知らないですけど、ルーツはそこにはなります」

「自分がサッカーを始めたきっかけが父に憧れてサッカーを始めたっていうところで。小さい頃、そのサッカーを始めてからずっと父の真似をして18番をつけてきたし、海外でもプレーして代表でもプレーする今だからこそ、そこにはこだわり続けたいと思います」

　18番をつけてピッチに立つ10月シリーズ。上田はその得点力を代表でも発揮できるか。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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