「諦めたらそこで終了」冨安健洋、伊藤洋輝、町田浩樹、さらに板倉滉も不在の現状で長友佑都が示唆した“4バックの可能性”【日本代表】

2025年10月07日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

主力がごっそり抜けた状況

板倉も不在の中、長友にはリーダー的な役割も求められる。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 カタール・ワールドカップ以後、最終ラインを支えてきた冨安健洋、伊藤洋輝、町田浩樹が負傷に苦しみ、さらに2025年10月の連戦(10日のパラグアイ戦、14日のブラジル戦)を前に板倉滉も怪我で不参加と、主力がごっそり抜けた状況となった。

 10月6日、日本代表の囲み取材で板倉まで不在になったDF陣について聞かれた長友佑都は少し沈んだような表情で「簡単ではないと思います」と言葉を発した。

「ずっと出場していたメンバーが1人、2人と欠け、今やほとんどいない状態です」

 ただ、それを悔やんでも仕方がないことを長友は十分に理解している。

「ワールドカップをベストメンバー戦えるかと言えばそうではないし、もしかするともっと(主力が)欠けるかもしれない。彼らがいないからといって諦めたらそこで終了なので、今いる選手たちで100パーセントの力を出す。個人としてもチームとしてもそこを求めないといけない」
 
 北中米ワールドカップのアジア最終予選では3バックをベースに戦った森保ジャパンだが、長友は4バックの採用も示唆した。

「これだけCBを欠いたら"4"にする可能性もゼロではない。そうなった場合、僕は左右できますし、自分が必要とされる時は必ず来ます」

 どんな状況でも最高の準備をする。それが長友の不変のスタンスだ。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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