相手のプライドを刺激した場面
6年前のパラグアイ戦、中島はリフティングドリブルをした直後にタックルを浴びた。(C)SOCCER DIGEST
今から6年前──。2019年9月5日、森保ジャパンがカシマスタジアムでパラグアイと対戦した一戦で、思わぬ緊張が走った。
日本が2−0とリードして迎えた前半アディショナルタイム、10番・中島翔哉が遊び心を交えたリフティングドリブルを披露。しかし、このプレーにパラグアイの選手たちが激しく反応した。FWアントニオ・サナブリアが背後から卑劣なタックルを仕掛け、さらにFWデルイス・ゴンサレスが詰め寄る。スタジアムは一気に緊張に包まれた。
試合後、中島は「特に深い意味はなかった。ただ、ああいうプレーで気分を害した人がいるなら謝りたい」と釈明。他方で、オランダの専門誌『VTBL』は「中島の自業自得だ」と評し、「フラストレーションを抱えていたパラグアイを相手にリフティングをした結果、"南米式の洗礼"を受けた」と伝えた。
日本が2−0とリードして迎えた前半アディショナルタイム、10番・中島翔哉が遊び心を交えたリフティングドリブルを披露。しかし、このプレーにパラグアイの選手たちが激しく反応した。FWアントニオ・サナブリアが背後から卑劣なタックルを仕掛け、さらにFWデルイス・ゴンサレスが詰め寄る。スタジアムは一気に緊張に包まれた。
試合後、中島は「特に深い意味はなかった。ただ、ああいうプレーで気分を害した人がいるなら謝りたい」と釈明。他方で、オランダの専門誌『VTBL』は「中島の自業自得だ」と評し、「フラストレーションを抱えていたパラグアイを相手にリフティングをした結果、"南米式の洗礼"を受けた」と伝えた。
日本はそのまま2−0で勝利したが、印象に残ったのはスコア以上に、相手のプライドを刺激したあの場面だった。
そして前半終了のホイッスル直後。ハーフタイムにピッチに入ってきたのは、当時17番の久保建英だった。リフティングドリブルで登場し、観客の視線をさらったその姿は、今も鮮明に記憶に残っている。
あれから6年──。10月10日にパラグアイと戦う日本代表の招集メンバーに、今やエース格のアタッカーとなった久保の名前もある。不思議な巡り合わせと言えるだろう。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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そして前半終了のホイッスル直後。ハーフタイムにピッチに入ってきたのは、当時17番の久保建英だった。リフティングドリブルで登場し、観客の視線をさらったその姿は、今も鮮明に記憶に残っている。
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