逆襲の横浜FC。“危険水域上昇”で福岡、名古屋、東京Vにも降格危機の影が忍び寄る!?

2025年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

10月4日に福岡と横浜FCが対戦

湘南とのサバイバルレースを制した横浜FC。残留を果たせるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2025シーズンのJ1リーグで覇権レースと同じく盛り上がっているのが残留争いだ。残留ラインギリギリ17位の横浜F・マリノスと、18位の横浜FCが同勝点(31)で並んでおり、予断を許さない状況である。

 見逃せないのが横浜FCの底力だ。28節の東京ヴェルディ戦から5戦無敗(2勝3分)としぶとく勝点を積み上げて"危険水域"(残留ライン)を上昇させている。9月のリーグ戦で残留を争うライバル、アルビレックス新潟、湘南ベルマーレをいずれも1−0で下した勢いは侮れず、驚異のラストスパートを見せる可能性はありそうだ。

 逆襲の横浜FCによって、横浜FMはもちろん、16位の東京V(勝点36)、15位の名古屋グランパス(勝点36)、14位のアビスパ福岡(勝点37)が危機感を募らせていても不思議はない。福岡はリーグ5連敗中で、名古屋は勝ったり負けたりで不安定で一旦守備が崩れると失点が止まらない(総失点47は今季J1ワースト3位タイ)。そして東京Vは総得点が今季J1ワーストの20と決定力不足に苦しんでいる。

 
 一方、横浜FCは過去リーグ5戦で失点1と守備が安定してきた。得点力不足(21得点は今季J1リーグワースト2位)は気掛かりも、上昇気流に乗りそうな期待感があるだけに、今後の展開から目が離せない。

 横浜FCの追い上げで、スリリングさを増すサバイバルレース。10月4日の福岡対横浜FC戦は今後を占ううえで重要な一戦となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部

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