待ち侘びた舞台でU-17W杯以上の活躍を
初戦の悔しさを胸に。U-20日本代表の高岡はゴールに飢えている。写真:松尾祐希
4戦4発。自分の人生を変えた2023年秋のU-17ワールドカップから約1年10か月が経つ。FW高岡伶颯(ヴァラシエンヌ)は様々な経験を経て、U-20ワールドカップでもう一度世界の強豪国と戦う権利を得た。
「(前回はラウンド16で)スペインに負けてだいぶ悔しかった。今回は違うチームになったけど、いろんな刺激があるし、自分も刺激を与えられている。このチームを優勝に導けるように頑張りたい」
意欲は十分。あの悔しさを胸に秘め。チリの地で充実した日々を過ごしている。
グループステージ初戦となった現地9月27日のエジプト戦は73分から出場。FW神田奏真(川崎)に代わって最前線に入り、持ち前の機動力を活かしたプレーで存在感を示した。
単騎で仕掛けてフィニッシュに持ち込むなど、ゴールを目ざす貪欲な姿勢は相変わらず。献身的な守備も光り、高い位置からも猛然とプレスをかけてチームを助けた。だが、本人は納得できていない。
「どの状況でも結果を出さないといけない。チームを救うゴールでも追加点でも。次の試合は何がなんでも、1得点でも2得点でも取れるだけ取って、チームとして自分としてもしっかり勝利に繋げたいと思う」
決して下を向いているわけではない。良い意味で気持ちを切り替え、初戦の悔しさを次戦への力に変えて28日のトレーニングも精力的に汗を流した。
「(前回はラウンド16で)スペインに負けてだいぶ悔しかった。今回は違うチームになったけど、いろんな刺激があるし、自分も刺激を与えられている。このチームを優勝に導けるように頑張りたい」
意欲は十分。あの悔しさを胸に秘め。チリの地で充実した日々を過ごしている。
グループステージ初戦となった現地9月27日のエジプト戦は73分から出場。FW神田奏真(川崎)に代わって最前線に入り、持ち前の機動力を活かしたプレーで存在感を示した。
単騎で仕掛けてフィニッシュに持ち込むなど、ゴールを目ざす貪欲な姿勢は相変わらず。献身的な守備も光り、高い位置からも猛然とプレスをかけてチームを助けた。だが、本人は納得できていない。
「どの状況でも結果を出さないといけない。チームを救うゴールでも追加点でも。次の試合は何がなんでも、1得点でも2得点でも取れるだけ取って、チームとして自分としてもしっかり勝利に繋げたいと思う」
決して下を向いているわけではない。良い意味で気持ちを切り替え、初戦の悔しさを次戦への力に変えて28日のトレーニングも精力的に汗を流した。
日章学園高卒業後にイングランド2部のサウサンプトンに加入し、今季はフランスリーグ3部のヴァラシエンヌにレンタル移籍で加わった高岡。異国の地で過ごす日々も自分の力になっている。
「アパートメントで1人暮らしです。結構楽しいですよ。友達もできたんで」
笑顔で話した高岡だが、当初はリザーブチームでプレーする予定だったという。しかし、プレシーズンマッチの映像を見たクラブの監督が前線からのプレスで奪ったゴールシーンを含めて高く評価し、トップチームへの合流を指示。そこでもアピールし、晴れてリーグ戦から出場機会を得る流れとなった。
開幕戦で2ゴールを奪うなど、順調な滑り出し。ポジションも最前線ではなく左ウイングで起用され、プレーの幅も広がりつつある。
「スピードも上がって対人の強さも上がっている」と本人も手応え十分。新たな環境が自分の成長を加速させている。
そうした経験を経て、迎えたU-20W杯。次戦はホスト国のチリと戦う。すでにチケットは完売となっており、5万人近い観衆が詰め掛けても不思議ではない。だが、そうした圧倒的アウェーの環境も大歓迎。「完全アウェーなのでワクワクしかない。そっちの方が楽しいですし、気持ちが入ります」と笑顔を見せ、異様な雰囲気も楽しめるだけのメンタリティがある。
勝利を掴めばグループステージ突破が濃厚となるなかで、高岡はどんなプレーを見せるのか。
「実際に決められなかったのは悔しかった。だけど、そこを経験で終わらせるんじゃなくて、しっかり結果を残したい」(高岡)
何か起こしそうな期待感を漂わせており、"勝負師"の一挙手一投足から目が離せない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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「アパートメントで1人暮らしです。結構楽しいですよ。友達もできたんで」
笑顔で話した高岡だが、当初はリザーブチームでプレーする予定だったという。しかし、プレシーズンマッチの映像を見たクラブの監督が前線からのプレスで奪ったゴールシーンを含めて高く評価し、トップチームへの合流を指示。そこでもアピールし、晴れてリーグ戦から出場機会を得る流れとなった。
開幕戦で2ゴールを奪うなど、順調な滑り出し。ポジションも最前線ではなく左ウイングで起用され、プレーの幅も広がりつつある。
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