7戦7発の川崎FW伊藤達哉が語る“得点力向上”の秘密。海外経験が生んだゴールへの渇望「もう点取るしかないって」

2025年09月29日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「自分でも、どれぐらいいけるか期待している」

伊藤が今季の得点数を「10」の大台に乗せた。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

[J1第32節]川崎 4-4 柏/9月28日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

 川崎フロンターレは9月28日、J1第32節で柏レイソルと対戦し、4-4でドロー。この試合でチームの2点目を挙げたFW伊藤達哉は、今季の得点数を「10」の大台に乗せた。

 試合後、伊藤は二桁得点達成について、確信があったことを明かした。

「湘南戦で9点入った時に、10はいくと思っていたので。それが今日早く決まったのが嬉しいです」

 節目のゴールを素直に喜ぶと同時に、今後のさらなる活躍に向けて意気込んだ。

「自分でも、どれぐらいいけるか期待しているし、まあ、マークされるとは思うんですけど、もっと増やしていきたい」
 
 伊藤は直近のリーグ戦7試合で7発とゴールを量産。なぜここまで結果を出せているのか。それは、ドイツでの経験にあると明かす。

「ドイツでは結構途中から出ることが多くて、途中から自分をアピールするにはもう点取るしかないっていう意識があった。左サイドがメインだったんですけど、短い時間で自分がとにかく点を取るという意識がそこですごくついたんです」

 当時はスーパーサブ、いわゆる「ジョーカー」としての役割を任されることが多かった。しかし、現状に甘んじるつもりはなかった。

「自分はやっぱりステップアップしたいし、試合に出たいと思ったので。それで短い時間で点が取れるようになりました」

 そのハングリー精神が、ゴールへの執着心を育んだ。ドイツ時代に培われた「自分が点取る」という強い意識は、先発として出場機会を得るようになった今でも、彼のプレーの根幹を成している。

 ゴールへの渇望が、Jリーグの舞台で確かな結果として表れている。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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