柏レイソルは９月28日、J１第32節で川崎フロンターレと敵地のUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで対戦。４－４でドローに終わった。

　４位の柏は、ここまで５戦無敗も３試合連続でドロー中と勝ち切れない試合が続いている。優勝争いに向けて４試合ぶりの勝利を飾り、勢いに乗りたい一戦に。

　スタメンにはGK小島亨介、DF馬場晴也、古賀太陽、杉岡大暉、ジエゴ、MF山田雄士、小屋松知哉、中川敦瑛、小泉佳穂、FW垣田裕暉、仲間隼斗は名を連ねた。

　丁寧にボールを繋ぎ、主導権を握っていた柏だったが。痛恨のミスから７分に失点。ゴール前での古賀の横パスが短くなり奪われた流れから、伊藤達哉を杉岡がペナルティエリア内で倒してしまい、PKを献上する。これを決められ、先制を許した。

　それでも15分にすぐさま反撃。山田の鋭い縦パスをゴール前で受けた垣田が前を向き、倒れながらも左足で流し込み、試合を振り出しに戻す。

　そして39分に逆転。持ち上がった杉岡が右サイドに展開する。これを受けたジエゴがカットインから、左足のグラウンダーのシュートをゴール左下の絶妙なコースに決めた。

　しかし、45＋５分に失点。カウンターから伊藤に決められ、同点に追い付かれる。
 

　後半も攻守が激しく入れ替わるゲーム展開に。すると、開始早々の51分にまたしても失点。自陣にてワンタッチパスで繋がれ、最後は脇坂泰斗にネットを揺らされ、勝ち越された。

　これで試合は終わらない。66分、中川敦瑛が強烈なミドルを決めて、またしてもタイスコアに持ち込む。

　79分に痛恨の失点も、90分に三丸拡が土壇場で同点弾。このまま痛み分けで決着し、柏は４試合連続のドローと足踏みが続いている。

　次節は10月４日、ホームで横浜F・マリノスと相まみえる。

文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

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