昨季33発、今季10戦2発
完全復調が待たれる前田。(C)Getty Images
9月27日に開催されるスコットランドリーグ第6節で、4連覇中の王者セルティックがハイバーニアンとホームで対戦する。この一戦を前に、再任3年目のブレンダン・ロジャーズ監督が、低調な前田大然について語った。英紙『Daily Mail』が伝えている。
27歳の日本代表FWは昨季、公式戦33ゴールをマーク。冬に古橋亨梧が退団したなか、高い得点力でエースとしての地位を確立した。しかし、移籍を志願しながら残留を余儀なくされた今季は、ここまで10試合で2ゴールのみ。直近のヨーロッパリーグ、ツルベナ・ズベズダ(セルビア)戦ではハーフタイムにベンチに下がった。
その際に「彼はベストの状態ではなく、それに程遠い状態だった。でも彼は良い選手だし、試合ではそういうこともある」と交代理由を説明していたロジャーズ監督は、改めて復調が待たれる前田に言及。移籍失敗に焦点を当て、モチベーションに深く踏み込んだ。
「彼にとってどれほど困難な状況だったか、過小評価してはならない。ダイゼンはクラブに全てを捧げてきた。最善を尽くそうとしても、無意識のうちに少し足が引っ張られる時があるものだ。ただ、こうした状況にある選手全員に言っているように、『不公平だ』という思考に囚われてはいけない。一度その罠に陥ると、 非常に危険な領域であり、そこから抜け出すのは難しい」
27歳の日本代表FWは昨季、公式戦33ゴールをマーク。冬に古橋亨梧が退団したなか、高い得点力でエースとしての地位を確立した。しかし、移籍を志願しながら残留を余儀なくされた今季は、ここまで10試合で2ゴールのみ。直近のヨーロッパリーグ、ツルベナ・ズベズダ(セルビア)戦ではハーフタイムにベンチに下がった。
その際に「彼はベストの状態ではなく、それに程遠い状態だった。でも彼は良い選手だし、試合ではそういうこともある」と交代理由を説明していたロジャーズ監督は、改めて復調が待たれる前田に言及。移籍失敗に焦点を当て、モチベーションに深く踏み込んだ。
「彼にとってどれほど困難な状況だったか、過小評価してはならない。ダイゼンはクラブに全てを捧げてきた。最善を尽くそうとしても、無意識のうちに少し足が引っ張られる時があるものだ。ただ、こうした状況にある選手全員に言っているように、『不公平だ』という思考に囚われてはいけない。一度その罠に陥ると、 非常に危険な領域であり、そこから抜け出すのは難しい」
もっとも、日本人エースへの信頼は変わらない。北アイルランド人指揮官はこうも伝えた。
「彼はこのクラブにとって信じられないほど素晴らしい選手だ。今後数週間で、これまで見せてきたフォームを取り戻すことは間違いない。私がここで過ごした数年間だけを見ても、彼は本当に驚異的だった。必ずその状態に戻るだろうが、それは常に挑戦だ。
スイッチをオンオフするような単純なものではない。この競技は感情も大きく関わる。選手にとって困難な局面もある。選手として調子の波は必ず訪れる。パフォーマンスの浮き沈みは避けられない。ダイゼンの場合、プレーの強度と負荷の高さゆえに、調子の波が顕著に表れるのは当然だ」
前田は1日も早くベストフォームを取り戻し、自らの価値をより高められるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「誰にも止められない」「凄まじい」衝撃のブンデス初ゴール&初アシスト!大暴れの24歳日本代表をドイツ大手紙が"最高評価"で絶賛!
【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!Jリーガーが好きな女性タレントランキングTOP20を一挙紹介
【記事】彼がいないとここまで違うのか。完敗の日本代表は「生命線」の不在が大きく影響した【担当記者コラム】
「彼はこのクラブにとって信じられないほど素晴らしい選手だ。今後数週間で、これまで見せてきたフォームを取り戻すことは間違いない。私がここで過ごした数年間だけを見ても、彼は本当に驚異的だった。必ずその状態に戻るだろうが、それは常に挑戦だ。
スイッチをオンオフするような単純なものではない。この競技は感情も大きく関わる。選手にとって困難な局面もある。選手として調子の波は必ず訪れる。パフォーマンスの浮き沈みは避けられない。ダイゼンの場合、プレーの強度と負荷の高さゆえに、調子の波が顕著に表れるのは当然だ」
前田は1日も早くベストフォームを取り戻し、自らの価値をより高められるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「誰にも止められない」「凄まじい」衝撃のブンデス初ゴール&初アシスト!大暴れの24歳日本代表をドイツ大手紙が"最高評価"で絶賛!
【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!Jリーガーが好きな女性タレントランキングTOP20を一挙紹介
【記事】彼がいないとここまで違うのか。完敗の日本代表は「生命線」の不在が大きく影響した【担当記者コラム】